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自己肯定感が高い人が使う5つの口癖

自己肯定感が高い人と自己肯定感が低い人の違いはいろいろありますが、わかりやすい違いと言えば「口癖」です。

自己肯定感の低い人はネガティブな言葉を多用しているため、それが脳にネガティブな意識を植え付け、さらに自己肯定感を低くしてしまうのです…。

今回は自己肯定感が高い人が使う5つの口癖をピックアップしてみました。

口癖1「おかげさまで」

「おかげさま」は、神仏などの目には見えない加護や助けを意味する「お陰」に「様」をつけた仏教的な言葉です。 古くから「陰」は神仏など偉大なものの陰でその庇護を受けるという意味で使われています。

「おかげさま」は感謝の気持ちを表す言葉の1つです。言い換えると、人を大切にする言葉です。自分に良いことがあったら誰かのおかげ、何かのおかげと、いつでも周りに感謝をしている姿勢の現れなのです。

「おかげさま」の気持ちをもつと、いろいろなものに助けられている自分に気づくことができます。 感謝する心に引かれて人や良きものが集まり、人や良きものが集まるから笑顔が増え幸せを感じ…だからまた「おかげさまで」という気持ちになるのです。

口癖2「これがいい」

「これがいい」はこれでなければならない、これが最善である確信を持っている積極的選択です。

自己肯定感が高い人は、自分の好き嫌い、自分の求めているものがよくわかっていて、自分のことを大切にしているので、「これがいい」という選択になりやすいのです。
「これがいい」という選択の積み重ねが、自分にとって最高の人生になっていくのです。

「これでいい」を続けていれば自己肯定感は低くなっていきます。「これがいい」を続けていれば自己肯定感は高くなっていきます。

人は忙しすぎて心に余裕がないとき「これでいい」となりがちです。心に余裕をもって過ごすことも自己肯定感を高めるためには必要なのです。

口癖3「ついてる!」「ラッキー!」

自己肯定感が高い人は、自分は運がいいと思っています。理由は2つあります。

1つは自分には価値がある=自分は幸せでOK、というように自分が幸せであることに許可を出すことができます。その結果、自分の周りに起きるラッキーに気付けるようになります。

ラッキーは誰にでもあるのですが、自己肯定感が低いとそれに気付くことができません。なぜなら、自分には価値がない=自分は幸せになるべきではない、というように自分の幸せに許可を出すことができません。そのため、ラッキーに気付くことも受け取ることもできないのです。

もう1つは自己肯定感が高い人の特徴の総集編のようなもので…
自己肯定感が高い人 18の特徴 1~6
自己肯定感が高い人 18の特徴 7~12
自己肯定感が高い人 18の特徴 13~18
自分も他人も尊重できる、自分の意見をはっきりと伝えることができる、失敗することチャレンジを恐れない、常にポジティブetcといった状態が周囲からの幸運を引き寄せるのです。

口癖4「ありがとう」

「ありがとう」という言葉の語源は仏教にあって、元々は「有り難く」や「有り難し」という意味で使われていました。この漢字の通り、「有ること」が「難い」という事から、「滅多に無い」や「珍しくて貴重」という言葉が「ありがとう」となりました。

人からありがとうと言われたら嬉しいですよね?
なぜなら…ありがとうという言葉に込められた意味はお礼だけではなくて、相手の存在価値を認める言葉だからだと思うのです。

お礼を言われたらもちろん嬉しいけど、「自分が人の役に立った」「自分がやったことを喜んでもらった」と思えるから嬉しいのです。言いかえると自分を肯定されたから嬉しいのです。

自己肯定感が高い人は自分ができること・自分の良いところ・自分の持っているものに意識的に目を向け、それを認める習慣があります。今、自分が持っているものを意識することは、現在の状態に感謝するということにも繋がり、内面を豊かにすることにも繋がります。

自己肯定感の高い人は、自分を肯定し常に感謝の気持ちを持っているので「ありがとう」という言葉を自然と口にすることができるのです。

ありがとうの効果

・感謝の気持ちを伝えたり、ありがとうを言い続けると9.4年長生きする。
・感謝の気持ちを伝えたり、ありがとうを言い続けると免疫力がアップする。
・幸せな気持ちで作業にあたると、生産性が12%もアップする。
・普段から「ありがとう」という言葉を使っているカップルは、使わないカップルよりも28%も「二人の満足度が高い」事が分かったそうです。
また、「愛している」という言葉は「言葉のビタミン剤」と呼んでも良いほどの効果があり、愛してると言われたカップルにはドーパミン、アドレナリン、エストロゲンといった幸福物質を含む神経物質は大量に分泌される事も分かっています。

ありがとうの効果がすごい!感謝体質が奇跡を起こし、仕事も成功も引き寄せます!

口癖5「肯定的な言い方」

最後は口癖ではありませんが、自己肯定感が高い人は肯定的な言い方をします。なぜなら、否定的な言い方は負の感情を呼び起こしやすいからです。

例えば…
~は嫌い(例:山は嫌い)→~が好き(例:海が好き)
散らかさないで→片付けよう
走らないで!→歩きましょう
といった感じです。

「明日はご連絡できません。」と言われるのと、「明後日であればご連絡可能です。」と言われるのと、どちらが心地よいでしょうか?意味合いは同じだとしても受ける感覚は大きく変わりますよね。

友達に悩みを相談したとき、いきなり『でも、あなたも悪かったんじゃない?』と言われたら、聞いてもらったとは感じないし否定されたと感じますよね?
まずは話しをちゃんと聞いてくれて『大変だったね~それなら、こうしたら良かったのかもね?』とか『次はこうしたらいいかも』と言ってもらえばアドバイスと受け取ることができます。

否定表現と肯定表現

実際にどんな風に言えばいいのか…良さそうな例がありましたので引用して紹介します。

【否定表現】 カギを締めずに、会場を出ないでください。
【肯定表現】 カギを締めてから、会場を出てください。

【否定表現】 4日までに仕上げてもらわないと困ります。
【肯定表現】 4日までに仕上げてもらえると助かります。

【否定表現】 私服のまま工場に入らないでください。
【肯定表現】 白衣に着替えてから工場に入ってください。

【否定表現】 ノルマを達成できなければ、昇格できないぞ。
【肯定表現】 ノルマを達成できれば、昇格できるぞ。

【否定表現】 進捗を報告せずに、仕事を進めないでください。
【肯定表現】 進捗を報告しつつ、仕事を進めてください。

【否定表現】 使い切れないほど注文しないでください。
【肯定表現】 使う分だけ注文してください。

【否定表現】 2月20日以降はご提出いただけません。
【肯定表現】 2月19日までご提出いただけます。

【否定表現】 そのやり方では、うまくいかないはずだ。
【肯定表現】 やり方を少し変えれば、うまくいくはずだ。

【否定表現 vs 肯定表現】どっちが仕事で成果を出しやすいのか?

肯定的な言葉や言い方は、自分だけでなく周囲にも良い影響を与えます
世の中、自分で選べないことは多いですが、自分が発する言葉や言い方は選ぶことができます。言葉や言い方を変えることで自己肯定感も高まるし人間関係も良くなるので一石二鳥ですね。

慣れるまでちょっと大変かもしれませんが、例を参考に意識してみてくださいね。

余談ですが…この記事を書いているとき見つけました。
究極の肯定的な言い方だなぁw

日本の社会では許されないだろうけど、こんなポジティブさはちょっと羨ましいです。

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