このコーナーでは自己肯定感に関する本や論文などを”ななめよみ”しています。
今回は書籍「生き辛いOLですが自己肯定感を高めたら生きるのがラクになりました。」をななめよみ。
「自分は何もできない」「ダメなやつだ」と思ってしまいがちなあなたへ
自己肯定感が低い人は、自分ができたこと(成功)よりも、できなかったこと(失敗)に目が向きがちです。
(中略)
簡単に自己肯定感を高める「寝る前の3褒め」
なぜ、寝る前がいいのかというと、人間は寝てる間にその日の記憶を繰り返すと言われています。
そのため、寝る前に自分を褒めると記憶に残りやすいのです。
「人間は寝てる間にその日の記憶を繰り返すので、寝る前に自分を褒めると記憶に残りやすい。」
これはすぐにできる良い方法ですね。
自分を褒めるポイント3つ
①結果を褒める
②成長を褒める
③存在を褒める
自己肯定感が低い人は褒めることが苦手ですが、このポイントを意識すると褒めやすくなりますね。
これらは自己肯定感を高める子育て 7つの方法でも紹介している
5. 努力や頑張りを認める
6. 小さな成功経験をほめる
にも通じますね。
気持ちを軽くする4つの方法
①気持ちを外に出す
②友達の相談にのるように、自分の悩みにアドバイスする
③気分を数字にする
④思いっきり極端に考える
意識していなかったけど、自分でやっていることでした(笑)
ということで効果があると思います。
人間関係に疲れ切っていた私を救った考え方
・人間関係に悩んだときは「だれの課題か?」と問いかける
・2・6・2の法則
2・6・2の法則と似ていますが、こちらの考え方も是非!
人間関係の相性に関する「2:7:1の法則」
自己肯定感が低い人は、誰からも好かれたい、誰にも嫌われたくないと思ったり、人に嫌われるとひどく傷ついたり、人の反応に敏感になりすぎたり、誰にでも「いい人」を演じてしまう傾向があります。
自己肯定感を高めるために、人間関係の相性に関する「2:7:1の法則」を理解しましょう。
「2:7:1の法則」は、アメリカの臨床心理学者カールロジャーズ氏が提唱しているもので、先天的な他人との相性を割合で示したものです。
2割:相性が良く、すぐに仲良くなれる人
7割:どちらでもない普通の付き合いの人
1割:どうしても合わない人
どうしても合わない人は一定数存在する
誰からも好かれたい、誰にも嫌われたくないと思っても、誰にでもどうしても合わない人は一定数存在するのです。無理をして「いい人」を演じても、八方美人になっても、全員に好かれることはまず不可能なのです。
そう考えると、『嫌われてしまった…』と落ち込むのも無駄だと思いませんか?もともと相性が悪かった人だとしたら仕方のないことです。
「2:7:1の法則」を理解すると人間関係の悩みが減り、自己肯定感を高めることに繋がります。
「人の目を気にしすぎて息苦しい」を克服するワーク
人からの評価を気にするポイントは、実は自分が他人を評価しているポイント。
人の目を気にしている時、実際は「他人の目を通して自分からの評価を気にしている」
これってまさに…
自分を嫌う量=他人を嫌う量
自分が嫌いということは、自分だけの問題ではありません。なぜなら、自分を嫌う量=他人を嫌う量となって表れるためです。
「ダメな自分」が嫌いな人は「ダメな他人」も嫌いです。
「幸せな自分」を許せない人は「幸せな他人」も許せません。
心理学において、悪口を言う人のほとんどは、「自分自身に対して言っている」ということが立証されています。つまり、他人の悪口ばかり言っている人は、言葉では相手を悪く言っていますが、実は自分に向けているのです。
まとめ
簡単に取り上げてみましたが、他にも
- 自己肯定感を高める目標の立て方
- 「すべき・しなきゃ思考」をとめる呪文
- 完璧主義で辛い人におすすめの「完了主義」とは?
- 不安や悩みが尽きないあなたへの処方箋
- 生き辛さから抜け出す最強テクニック「ABプランカード」
- 緊張しやすい、不安になりやすい「私」の落ち着かせ方
- イライラしてしまう自分に凹むあなたへの処方箋
- SNSで誰かと比べて凹んでしまうとき
- 忘れられない辛い思い出をやわらげる5つの方法
これらの具体的な対処法、解決法が実践しやすく書かれていました。
また各説明がマンガで描かれているのも読みやすさのポイント!
このサイトでもいろいろな角度から自己肯定感について説明をしていますが、解釈や解決法って1つではないと思うので、あなたに合う方法を見つけてみてください。