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自分を知り他人を知る

私たちは人との関わりなしに、成長することはできません。また人との関わりなしに、自分を知ることもできません。

ストレスの一番の原因ともいえる、人付き合いですが、人付き合いから得るものはとても大きいのです。人付き合いをストレスにしないため、人との付き合い方における自分の心の在り方を知りましょう。

みんな違う

一人として同じ人間はいません。

それは実態としても違うし、生まれた環境、経験によってそれぞれが異なったフィルターで世界をみているので二重の意味で違うのです。

ふと、人はみんな同じだって勘違いしちゃう。その勘違いから人間関係のひずみが起こるのです。だから、まず自分と相手は違うということを理解しましょう。

それが他人を理解する第一歩だと思います。

理解=受け入れるではない

より良い人間関係には相手を理解することは大切です。 でも、理解することと受け入れることは別です。

例えば…あなたはタバコが嫌い。でも、友達がタバコを吸いだした…。
タバコが嫌いだから、タバコを吸っている友達も嫌いになる?
タバコを吸うことを責める??

タバコを吸うことが、あなたにとって絶対に譲れない本質的な価値観に関わることなのであれば、例え友達を失うことになっても、その環境を排除した方がいいかもしれないけど、そこまでではないのならば、自分は嫌いだけど、友達は吸いたいのだなと理解することはできます。
もちろん、理解したからといって あなたがタバコを好きになる(吸う)必要はない=受け入れる必要はないのです。
これが理解と受け入れるの違いです。

理解したうえで、「私の前では吸わないでほしい…」と伝えるなど妥協点を見出していけばいいと思うのです。

相手の性質、行動を理解しても、受け入れられないことは、受け入れられないのです。受け入れられないと決めて、その上でどうするか考えます。

ただ、一人の人に対して、受け入れられない部分があまりにも多いと、関係を続けて行くのは困難だし、受け入れられない部分があまりにも多い人と、一緒にいることもあまり意味がない気がしますね…。

嫌な人にも感謝

別に嫌なことをされたわけでもないのに、嫌だなって感じる人っていませんか?
実はその人ってとても大事な人なんです。

嫌な人は、あなたの中の嫌な部分を持っているのです。だから、その人といると自分の嫌な部分が共鳴して、すごく嫌な気分になるんです。

そういう人は傍にいて欲しくないから、距離を置いてしまうけど、自分のダメなところを認めるなり、改めるなり、そうしなければいけないタイミングなんだって思ってください。

私たちの人生はドラマに例えることができます。

良い人も悪い人もいる、チョイ役の人もいる。悪人のいないドラマってつまんないですよね。
悪い人がいることで、ドラマのスパイスになるし、その悪い人が実はいい人だったってところにドラマの面白さがあるように、私たちの人生にもまた、嫌な人も必要なんです。

全部、良い人&好きな人だったら絶対につまらない人生です。

でも、その最中は無理です。その最中は嫌な役を演じてくれたんだな…なんて思えません。
時間が経ってそう思うことができるとしたら、嫌な人との出会いもハッピーに変えることができますよね。

嫌な人は自分のダメな部分を教えてくれている人、人生にスパイスを与えてくれている人だなって思えるようになると、いつかその人に感謝できるし、人間関係が楽になると思います。

しっかりと人と関わる

しっかり人と関わっていますか?どこか遠慮して人と関わっていませんか?

お互い思っていても、ちゃんと口にしてないことって多いですよね。ましてや、自分から先に言うのって照れくさい…。

でも、せっかく意味があって出会ったのだから、もう一歩進んでしっかり関わることを意識するだけで、人生は変わるし、学びも違います。

しっかり関わることで、浅い関係よりも傷つくこともあります。でも、しっかり関わることで得られる人生の深さや成長は計り知れません。

なので、伝えたいことは遠慮なく伝え、関わりたいと思ったら遠慮なく関わることを今まで以上に意識してほしいです。

今はSNSが主流で、人間関係って数を増やすことへの価値が高いようですが、数ではなく、一人の人とどれだけ向き合うかが、人生にプラスになると思います。

私は人と深く関わりたいと思うので、意見をちゃんと言います。それは表面的な関わりをしたくないからです。長い時間一緒にいれなくても、その瞬間すごく意味のある人間だったらいいなって思います。

濃くて深い人間関係が生まれることで、何より自分自身が豊かになっていきます。

人生は車の運転に似ている

私たちの人生は車の運転に例えることができます。
想像してください…あなたは車の運転席に座って運転をしています。

どんな状況でも適切に判断する

晴れの日も、雨の日も、雪の日も、強風の日もあります。
一般道路も、高速道路も、砂利道も、泥道もあります。

一般道路は信号もあるし、曲道や急カーブもあります。
急に人が飛び出てくるかもしれません。

どんな状況でも適切に判断をしていく必要があります。

上手くいってる時はより気をつけ

上手くいってる時は、高速道路を走っている時に似ています。

スイスイと進むけど、速度が速いから周囲が見えなくなります
そういう時って事故を起こすと被害が大きいですよね。速いから判断を誤ると大事故に繋がります。

だから、高速道路を走っている時=上手くいってる時はより気をつけなくてはいけません

停まっても引き返してもいい

運転するのも、乗るのも、止まるのも、降りるのもあなたの意思、あなたの自由。人生はあなたの意志で自由に決めることができるのです。

狭い道に入ってしまっても、道に迷っても、道は繋がっているから大丈夫。
時には道端に停車して、進むべき道を検討し直してもいいし、それも必要です。

今にも落ちそうな橋を目の前にしたとき、アクセルを思いっきり踏んで通りぬけてもいいし、引き返してもいいんです。
道は他にもあるのですから。

あなたの車のドライバーはあなただけ

夫婦、親子、家族というのはみんなで一台の車に乗っているような気がしますが、各自が自分の車のハンドルを握りながら、一緒にドライブをしている状態が望ましいのです。

でも、多くの人が、お付き合いを始めたり、結婚をした瞬間に、自分の車から降りて、相手の車の助手席に座ってしまうのです。
一台の車に一緒に乗り、相手に運転を任せてしまうから、無責任になるし、望んだところへ行けないし、それに対して不満を感じるのです。

あなたの車のドライバーはあなただけです。

どんなことが起きても運転席は誰にも譲らない。例え、どんなに苦しくても、どんなに先が見えなくても、どんな道でも状況でも自分で運転していく。
これが自分の人生を生きるために最も大切なことなのです。

人間関係に疲れたな…って時の特効薬

人と関わらなければ成長できないし、一人よりも大勢の方が楽しかったりする。
でも、正直、煩わしい、疲れた、面倒、しんどいな…って思うことありますよね。

あって、当然。
思って、当然。

でも、少しでもない方がいいし、あったとしても、軽いほうがいいですよね?
これらの気持ちを少しでも軽くできる方法を教えます。

みんなに理解されたいという気持ちを捨てましょう。
みんなから愛されたいという気持ちを捨てましょう。

みんなに理解されたい&愛されたいと思えば、思うほど、いろんな人に合わせなくてはいけません。時に自分を抑えることもあるでしょう。
その抑えた気持ちが、人間関係の煩わしさ、疲労感、面倒に繋がるのです。そもそも、自分の気持ちを抑えて頑張っても、みんなに理解される&愛さるなんて無理なんです。

だって、いろんな人がいるんです、十人十色なんですから。

みんなに理解されたい&愛されたいなら、十色にならなければなりません。頑張って十色になったとしても、それはいい結果をもたらしません。
なぜなら、十色になることで、自分の色が明確ではなくなるからです。『自分がない人だよね』ってことになります。

いろんな人に合わせて自分の色がない人って魅力的ですか?

だから、みんなに理解されたいという気持ちを捨てましょう。
みんなから愛されたいという気持ちを捨てましょう。

行きたくないものは行きたくない。
嫌いなものは嫌い。

そう意思表示することは少しも悪いことではありません。
無理に合わせても良いことは1つもありません。

飾らず、背伸びせずのあなたを「イイね」と言ってくれる人と関わると、人間関係ってこんなに楽で気持ちのいいものなんだな~って感じます

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