自己肯定感が高すぎる人の特徴 1~2

自己肯定感が高い人への誤解

自己主張が強い人、自分勝手な人、傍若無人の人、自己愛は強いけど他人への愛がない人、高慢な人、自分を正当化する人などを自己肯定感が高い人と勘違いしている人が多いのですが、これらの言動は、自己肯定感が高すぎる人の特徴です。

健全に自己肯定感が高い人は「尊重」できる

健全に自己肯定感が高い人は、自分に対して持っている「自分は大切な存在」「自分はかけがえのない存在」という、言いかえれば「尊重」という感覚を、他人に対しても同じように持つことができます

自分のことが好きなので、今の自分を肯定しつつも、うぬぼれたり、妥協したり、成長することを放棄したり、開き直ることなく努力を怠りません。

人に優しく出来ない自分や、他者を批判する愚かな自分は肯定できもないので、そんなことはしないのです。

嫌なことやダメなことをしても自分を肯定しているのではなく、そもそも自分が好きで大切な存在であるからこそ、嫌なことやダメなこと、自分を素敵と思えないことはしないという選択になるのです。

ですから、自己主張が強い、自分勝手、傍若無人、自己愛は強いけど他人への愛がない、高慢などといった言動にはならないのです。

一方、自己肯定感が高すぎる人は…

自己肯定感が高すぎる人は、自分と他人を比較して、良い部分や肯定的な部分を前面に押し出し、悪い部分や否定的な部分を隠します。そのため、虚勢をはったり、嘘や言い訳が多くなります

自己中心的になり、人付き合いを損得で決めたり他人に自分の意見を押し付ける相手の意見を受け入れないようになります。

常に自分が正しい、自分が上の立場でいたいという思いが強くなるのです。そのため、他人を信じたり、他人のために行動したり、他人の愛を受け取ったり、他人を許したりすることができないのです。

高すぎる自己肯定感と自己愛性パーソナリティ障害

自己肯定感が高すぎる状態は、自己愛性パーソナリティ障害と呼ばれるものに良く似ています。

自己愛性パーソナリティ障害の人は、「自分は特別で重要な存在である」という感覚を強く持っています。常に自分の能力を過大評価し、自分は褒められて当然である、自分を理解できるのは特別な人だけだと思っています。一方で、他人の努力や貢献は過小評価し、相手の気持ちに共感できないため、人間関係の問題を抱えやすい傾向にあります。

自己愛性パーソナリティ障害の症状

・人より優れていると信じている
・権力、成功、自己の魅力について空想を巡らす
・業績や才能を誇張する
・絶え間ない賛美と称賛を期待する
・自分は特別であると信じており、その信念に従って行動する
・人の感情や感覚を認識しそこなう
・人が自分のアイデアや計画に従うことを期待する
・人を利用する
・劣っていると感じた人々に高慢な態度をとる
・嫉妬されていると思い込む
・他人を嫉妬する
・多くの人間関係においてトラブルが見られる
・非現実的な目標を定める
・容易に傷つき、拒否されたと感じる
・脆く崩れやすい自尊心を抱えている
・感傷的にならず、冷淡な人物であるように見える

Wikipedia

「自己愛性」という名称からは「自分大好きな人たち」という印象ですが、実際は「ありのままの自分を愛せない」障害です。ありのままの自分が嫌いなため、過剰に「本当の自分はすごいんだ!」と思ってしまっているのです。

自己愛性パーソナリティ障害の人はここ10年で2倍に増え、16人に1人があてはまるという調査結果が出ているそうです。

Wikipedia

どちらも「弱い」

自己肯定感が低い人も高すぎる人も「弱い」のです。弱さを隠せないのが自己肯定感が低い人で、弱さを隠して強がっているのが自己肯定感が高すぎる人なのです。


以下は自己肯定感が高すぎる人の5つの特徴です。
特に1と2が自己肯定感が高くなりすぎてしまう原因であると考えています。

1.  素直じゃない

自己肯定感が高すぎる人は、目の前の現実や物事、感情を素直に受け入れることができません

嬉しくない

感謝の気持ちを素直に受け止められず、「嬉しい」という気持ちになりません。むしろ、『何か裏があるのでは…』と勘ぐってしまいます。

怒りを感じる

人から注意や忠告されると、自分が非難されたり、否定されたと思い、怒りを感じ敵視してしまいます。

恐れから言い訳する

ミスや失敗を素直に受け止めることができず、恐れから自分を正当化しようと、言い訳をしたり、誰かに責任転嫁をしてしまいます。

褒めてくれる人や機会を遠ざける

他人から褒められても素直に「ありがとう」と言えないため、褒めてくれる人や機会を遠ざけます。でも『なぜ自分は褒められないのだろう…』と不満に感じています。

素直じゃない理由

なぜなら…

  • 傷つかないための防御の気持ちが強い。
  • 自分をさらけ出すのに抵抗がある
  • 素直になると自分が相手よりも下の立場になったような気がする。
  • 素直に受け入れることは自分の弱みをさらすようなことだと感じる。
  • 見栄を貼りたい心理が働き、他人に自分の気持ちを見せることができない。
  • 本音を話すと嫌われないか心配
  • 相手を自分よりも下だと見下しているので、自分をさらけ出すようなことはしたくない。
  • 素直になったことで嫌な経験をして、素直になることがトラウマになっている。

自己肯定感が高い人は…

自己肯定感が高い人は、目の前の現実や物事、感情を素直に受け入れることができます。また、自分の感情を素直に表現することができます。全てにおいて素直なのです。
ですが、人の意見に振り回されたり、相手の言ったことをそのまま真に受けてしまうことはありません。

自己肯定感が低い人は…

自己肯定感が低い人は、素直すぎる傾向があります。素直というと良いことのように思えますが、何事も行きすぎはよくありません。

素直すぎるため、人の意見に振り回されやすいのです。相手の言ったことをそのまま真に受けてしまうのです。
自分とは違う考え、自分を否定する言葉でさえも素直に受け取り、『やっぱり私がダメなんだ』『私がおかしいんだ』と自分を責めてしまうのです。

2.    自分を正しく認識できない

自己認識力の大切さ

自分を正しく認識する=自己認識力があれば、健全な自己肯定感を持つことができます

しかし、自己肯定感が高くなりすぎるような人は、自分を正しく認識できないため、自分のことを過剰に評価してしまうのです。これは心理学では広く認知され「ダニング=クルーガー効果」と良く似ています。

ダニング=クルーガー効果とは

ダニング=クルーガー効果とは

能力が低い人間は、
自身の能力が不足していることを認識できない
自身の能力の不十分さの程度を認識できない
他者の能力を正確に推定できない

Wikipedia

というものです。

自己肯定感が低い人が、自分の自己肯定感の低さを正しく認識していれば「自己肯定感の低い人」なのですが、 自分を正しく認識できないため過剰に評価してしまうことで、「自己肯定感が高すぎる人」になってしまうのではないかという一つの推測です。

ダニング=クルーガー効果はなぜ起こる?

ダニング=クルーガー効果についての3つの仮説があります。

フィードバックを受けない。受けても仲間内での肯定的なフィードバックばかり

原因を把握していない。把握しても外部のせいにしてしまう。

他人の能力を正しく評価できない。人は他人の能力を物差しにして、相対的に自分の能力を判断するため、他人の能力を正しく評価できない=物差しが間違っていると自分の能力も正しく評価できません

LearnTern

フィードバックを受けないは→1.自分に肯定的な人とだけ付き合う
原因を把握していないは→2.自分は正しいという気持ちに支配され取り繕う
他人の能力を正しく評価できないは→3.他人を見下し相対的に自分を高めると

という風に考えることができます。

複雑で根本的な原因は決めにくい

自分を正しく認識できないから自己肯定感が高すぎるのか
自己肯定感が高すぎるから自分を正しく認識できないのか

ダニング=クルーガー効果によって自己肯定感が高すぎるのか
自己肯定感が高すぎるからダニング=クルーガー効果が起きているのか

どれが根本的な原因とは決めにくいですが、どれも複雑に絡み合っているということはわかります。

自己肯定感に関するお悩みはコチラで解決できます♪

友だち追加

フォロー後、お友達追加いただきますともれなく無料診断のプレゼント♪
最新情報やお得情報も届きます。

自己肯定感が高すぎる人の特徴
最新情報をチェックしよう!