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自己肯定感が低い人に多い完璧主義 メリットとデメリット-後編

自己肯定感が低い人は完璧主義になる傾向があります。完璧主義がプラスに働く場面がある一方、マイナスに働く場面があるのも事実。完璧主義であることのメリットとデメリットを知ることで、上手くコントロールできるようになります。

実は私も…

実は私もひどい完璧主義な時代がありました。ここにあげたデメリットのすべてが該当していたように思います。
この頃はいつもギスギスして、人に対しても攻撃的で、当然、人間関係のトラブルばかりでした。
今も完璧主義なところはあります。でも、自分や他人を傷つけるほどの完璧主義ではありません。完璧主義のメリットだけを残すことができたように思います。

完璧主義のデメリットを克服する方法

目標を下げる

常に完璧を求める完璧主義者にとって目標を下げるというのは、妥協と感じてしまうと思いますが、自分が考えている目標を下げる努力をしてみましょう。
100%の完成度を99.9%に下げる程度の少しずつでも良いです。
少しずつ目標を下げる事に慣れていけば、そのうち、支障がない程度に完璧主義を緩めることができるようになります。

優先順位をつける

仕事や課題をリストアップし、重要度や緊急度から優先順位をつけていきます。「やったほうが良いが、すぐにやらなくても困らない」ということは優先順位を下げ、「すぐにやるべき重要なこと」を「優先度・高」として集中的に取り組みましょう。
もしくは、とにかく早く楽に成果を出せる仕事を優先的にするのも1つの手です。成果を早く出すことができれば、満足度が高まり、さらなる成果を上げることができます。

人に任せる

完璧主義者はその質や速さにこだわるあまり人に任せたり、人の力を借りて物事を進めたりすることが苦手です。でも、1人でできることには限界があるし、苦手なことをがんばるよりも、得意な人に任せたり作業を分担する方が、効率的に進められるし、良い成果を得やすくなります。もちろん、任せる相手を見極める必要はありますが…。

「まあ、いいか」と自分に言い聞かす

完璧主義な人は、あらゆる物事について妥協する事や中途半端なことが出来ません。そのため、何事も100点を目指すことに固執してしまいがちですが、99点でも「まあ、いいか」、どうしても諦めきれない時も「まあ、いいか」と何度も自分に語り掛けてみましょう。

うまくいかなくても、自分を責めない

思い通りにいかなかったときは、「こういうこともある」「また頑張ればいい」と自分に言い聞かせましょう。自分を責めるのではなく、頑張った自分を認めることで、うまくいかなかった状況を冷静に見つめることができ、また次に努力する力に変えることができます。

私の克服法

私が完璧主義のデメリットを克服できたのは、このような考え方ができるようになったからです。

完璧な人間などいない。
だから、完璧なものなんて作れない。

以前の私は、いつも完璧であろうと、いつも完璧でなければならないと思っていました。だから、人に任せることが出来なかったし、完璧に出来ない自分を激しく非難しました…。

そもそも、完璧などないのに、ないものを追いかけていたのだから…そりゃ疲れますよね。

完璧さを追い求めることを手放すことができたのは、私が完璧じゃなくても受け入れてくれる人がいることを知ったからです。だから、完璧の鎧を脱ぐことができました。

人間なんて不完全。
人間なんて凸凹。
あなたは完璧じゃなくても大丈夫。

私は完璧じゃなくても素敵なんだ!

このように考えることができるようになって、自分にとって本当に必要で本当に大事なことだけに完璧を集中できるようになり、生活の質そして人生の質が向上しました。

完璧主義のメリットだけを活かして生きることはできます。
完璧主義で悩むすべての人のこのメッセージが届きますように…

自己肯定感が低い人に多い完璧主義 メリットとデメリット
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