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自分を犠牲にしてしまう人の12の特徴~自己肯定感と自己犠牲の密接な関係

「私が我慢すれば…」こんなふうに考え、知らず知らずのうちに自分を犠牲にしてつらい思いをしていませんか?

自己犠牲とは?

自己犠牲とは、何らかの目的や他者の為に、自分の時間・労力・身体・生命を捧げる(=犠牲)にする事です。
ようは、自分の利益よりも他人の利益を優先して行動すること。

日本では、「自己犠牲は美徳」と考える人も多いのですが、自己犠牲には文字通り、犠牲や我慢が伴います。

なぜ、 犠牲や我慢を伴ってまで、自分を犠牲にしてしまうのでしょうか…。

自分を犠牲にしてしまう人の12の特徴

自己肯定感と自己犠牲の密接な関係

1. 自分が犠牲になった方がいい

自分を犠牲にしてしまう人は、自分が犠牲になるほうがいいと思っています。
自分が犠牲になることで問題が解決し、さらに周りの人が不快な思いをしなくて済むのであれば、率先して自分を犠牲にしてしまうのです。

自分を犠牲にした方が上手くいった、または自分を犠牲にしなかった結果、問題が大きくなったり、別の問題が生じたような経験を持っている人は、自分を犠牲にしたがる傾向にあります。

2. 必要とされたい

他人に認めて欲しいと思う気持ちが強く、それが誰かから必要とされたいという気持ちに現れます。

他人から頼み事や相談事をされると『私は必要とされている!』と気持ちが高揚し満たされるため、他人からの依頼を断ることができません。
頼ってもらえないと不安を感じるため、頼ってもらえるように必要以上に自分を犠牲にしてでも尽くすようになります。自分を犠牲にすることで自らの存在意義を確かめているのです。

3. 嫌われたくない

自分を嫌いな人は、自分を好きな人に比べて他人から嫌われたくないという気持ちが強く、また、他人に好かれる自信もありません

そのため、常に「断ったら嫌われてしまうのではないか…?」「これを我慢すれば、好かれるのではないか?」といったように、それをしないことで周囲の人からいい加減だとか、ひどい人などと評価され、 嫌われないために相手や環境に合わせて自分を犠牲にしてしまうのです。

4. 責任感が強すぎる

責任感があるのは良いことですが、責任感が強すぎると、自責の念も強くなり、うまくいかなかったときに『自分のせいだ』と考えてしまい、さらに責任感が強くなってしまうという負のスパイラルにおちいります。

何かトラブルがあった時、普通なら誰かに相談したり、助けを求めたりしますが、自分一人で何とかしなくてはいけないと自分を犠牲にしてしまいます。

5.頼れない

  • 人に頼ることは迷惑がかかることだと思っている。
  • 人に頼るのは『自分に自信がない人がすることだ』という思い込みがある。
  • 頼ったときに『受け入れてもらえないのでは…』という恐れがある。
  • 自分のために手を煩わすなんて申し訳ないという気持ちがある。
  • 長女で「しっかりしている」「自分でできてエライ」といった言葉をかけられながら育ってきたことが原因で頼ってはいけないと思っている
  • 親が厳しく甘えられない環境で育ったため、頼ることができない

このような人は、人に頼む事ができずに、自分が我慢して犠牲になってしまいます。

1人でできることには限界があるので、頼らないことでストレスがたまっていきます。また、人に頼らないことは人間不信の表れでもあるため、良い人間関係を築きにくくなります

6.周りに認められたい

承認欲求は子どもから大人まで、男性でも女性でも誰にもある欲求です。人は自分のことを理解してもらいたいし認めてもらいたい大切にしてほしいと思う生き物であり、承認欲求はあって当然の欲求です。

自分で自分を認め、受け入れていない人は、他人の承認でしか自分を確認できません。「他人から認めてもらいたい」「他人に注目されたい」という気持ちに際限がなくなります。

自分を認めてもらおうと嫌なことでも引き受けたり、相手に喜んでもらうために自分の感情を偽ったり、自分を犠牲にしてしまいます。

例え承認を得たとしても、嫌なことをしたり、自分の感情を偽ったり、自分を犠牲にしているため、その承認を素直に受け取ることも、満足することもできないのです。

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7.人に任せられない

誰かに任せることによって、想定したものとは違う結果になってしまうことを許せない、何かあった時にはどうせ自分が責任をとらなければいけないと考え、誰かに任せることができず、どんなに大変でも自分で背負いこみ、結果的に自分を犠牲にしてしまいます。
これは完璧主義の人に多い傾向です。

誰かがやるのを待って時間を無駄にするくらいなら、自分が我慢してやってしまおう、というパターンも多いです。

8.断れない

人に頼られるまま仕事を引き受けたり、誘われるまま飲み会に参加したり、本当は断りたいのに断れずに相手に合わせてしまいます。なぜなら、断ると嫌われる、断ることは相手を否定すること、断ることはわがままという思い込みを持っているからです。
そのため、気付いたら自分を犠牲にせざるを得ない状況になってしまうことが多いのです。

9.言いたいことが言えない

自分に自信がなく、自分の意見には意味がないと感じています。自分の意見が受け入れられなかったときの苦しさや辛さを想像し、言えないことを我慢する方がマシだと考えるのです。
また、相手にどう思われるか気になって言えないこともあります。自分がどれだけ意見しようが受け入れてもらえないと思っているので、最初から意見することをしなくなります。

言いたいことが言えない人は、我慢して犠牲になってしまった方がラクだと感じているのです。

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10.正義感が強い

自分を犠牲にしてしまう人は、「私がやらないと!」という強い正義感を持っています。困っている人を放っておけず、自分を犠牲にしてまで助けてしまいます。
まさにこれ、アンパンマンなんですよね。

ということで、このようなものを見つけました。

アンパンマンの生みの親、やなせたかしさんは、「アンパンマンが、自分の頭をちぎって人にあげるというのは、どうして思いついたんですか。」という質問に、次のように答えていました。(サンデー毎日2012.7.22 )

それはですね、正義を行うときには、自分が傷つくことを覚悟しなければ行えないというのが、僕の中にあるわけ。
たとえばね、線路に落ちた子どもを助けようとして、自分が電車に轢かれてしまった人がいるとする。正しいことをやろうとした結果、自分が死んでしまった。だけど、見逃すことができなかったんですね。

正義というのは、そういうものなんですね。スーパーマンみたいな人かというと、そうじゃなくて、ごく普通の人なんだ。ですから決して格好良くもないし、そう褒められるということもない。本人も、傷つく恐れは十分にある。アンパンマンも自分の顔をちぎってしまうんだから、一種の自己犠牲ですよね。自分のエネルギーは落ちるんだけど、助けざるを得ないという気持ちね。http://bcaweb.bai.ne.jp/~aik28501/custom383.html

11.自分が嫌い

自分が嫌いな人は、特に恋愛の場面で自己犠牲をしながら他人に尽くしてしまいます。
自分で自分を認めることができず、自分には良いところがない、魅力がないと思っているので、『こんな自分を好きでいてくれるなら多少の我慢は…』という気持ちが強いのです。

相手が犠牲や我慢を求めている訳ではないのです。勝手に犠牲や我慢を選んで『自分を犠牲にしているのに』『私はこんなに我慢しているのに』と思うのです。

犠牲や我慢を強調する人は、相手のためではなく、自分の価値をそこに見出だし自分のためにやっているのです。自分を犠牲にすることに酔っていることもあるようです。

12. 自己肯定感が低い

ここまでの内容…自己肯定感が低い人の特徴ともかなり被っていました…。
自己肯定感が低い人 30の特徴

自己肯定感が低い人は、自分で自分を認めることができず、自分には良いところがない、魅力がないと思っているので、自分を犠牲にすることで自己肯定感を高めようとする傾向があります。

自己肯定感を高めるために、自分を犠牲にしているということは、自己肯定感を高めるために自分をすり減らしているということ。

相手が犠牲や我慢を求めている訳ではないのです。勝手に犠牲や我慢を選んで『自分を犠牲にしているのに』『私はこんなに我慢しているのに』と思ってしまうのです。

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自己肯定感が低いから自分を犠牲にしてしまう。
自分を犠牲にするから自己肯定感が低くなる。
自己肯定感の低さはいろいろなことに繋がっているから、だから、絶対に解決したほうがいいと思います。

自己肯定感と自己犠牲の密接な関係
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