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これはNG!あなたの自己肯定感を低くする6つの習慣

習慣とは、特別な意志を持たずとも定期的に繰り返し行っている行動のこと。
一所懸命、自己肯定感を高めるための行動を実践しても(自己肯定感を高める方法&習慣)、自己肯定感を低くする習慣があるとアクセルを踏みながらブレーキを踏んでいるようなもので、一向に自己肯定感が高くなりません。
多くの人が無意識やってしまっている自己肯定感を低くする習慣と関係する心理や性質をまとめてみました。

1.すぐに「すみません」と言う

このような心理や性質が隠されています。

自信がなく、罪悪感が強い

自分に自信がなく、罪悪感が強い人は、自分のことを過小評価しているので、必要以上に謝ってしまいます。
些細なことでも自分は他人に迷惑をかけているのではないかと感じて、いたたまれない気持ちになるのです。

真面目

真面目な人は自分に責任がないことまで背負い込んだり、なんでも自分のせいだと考えて、自分が謝らなくてもいいことまで謝ってしまうことがあります。
謝るべき場面ではないのに謝ってしまううちに自信をなくし、自分で自分を精神的に追い込んでしまうことにもなります。

他人から攻撃に過度の恐怖感

他人から攻撃されることに、過度の恐怖感を抱いており、相手が悪いと思う前に自分が悪いと思うため「すみません」「ごめんなさい」といった謝罪の言葉が口癖になっています。

嫌われないため

謝罪をすれば、少なくとも嫌われることはないかもしれないと思い、相手から嫌われないよう、自分が下手に出る態度として「すみません」「ごめんなさい」という言葉があるのです。

2.他人の評価を気にする

このような心理や性質が隠されています。

それは承認欲求

自分のことを理解してもらいたい、認めてもらいたい、大切にしてほしいと思う欲求を承認欲求といいます。

「マズローの欲求5段階説」では5つの欲求(生理的欲求、安全欲求、社会的欲求、承認欲求、自己実現欲求)のうち4番目の欲求に位置付けられ、「他者から認められたい、尊敬されたい」と願う気持ちのことを指します。

ただ、承認欲求の度が過ぎてしまうと、「他人にどう見られているか?」と極度に他人を気にするようになり、主体的に生きていくことができなくなります。

とにかく自分に自信がない

必要以上に他人からの評価を気にしてしまう人は、とにかく自分に自信がないのです。両親から褒められずに幼少期を過ごした人は、自分の価値がわからないまま大人になるため、他人から認められたいという承認欲求が強い人になるといわれています。
このような人は、何をするにしても周りからどう思われているのかを必要以上に気にしてしまうのです。

他人の評価を気にすることで起こること

心が折れてしまう

他人の評価を気にしてしまう人は、否定的なことを言われたときに「自分には価値がないのだ」と感じ、さらに自信をなくしたり、自己肯定感が低くなってしまいます。評価は人によって分かれるもので、他人の評価を鵜呑みにするのはよくありません。ときに参考にしなくてもよい評価もあるということに気づく必要があります。

言動が制限される

自分を認めてもらおうと嫌なことでも引き受けたり、相手に喜んでもらうために自分の感情を偽ったり、自分を犠牲など「常に他者の視点にコントロールされた行動」を取るようになります。

それによって認められたとしても、嫌なことをしたり、自分の感情を偽ったり、自分を犠牲にしているため、その評価を素直に受け取ることも、満足することもできないのです。

自分を見失う

自分の価値を他人の評価に頼りすぎると、常に他人の目に振り回され、自分を見失います。なぜなら、外側にある他人という評価軸は、相手によって、状況によって常に変化するからです。

SNSの普及により、誰でも簡単に周囲に注目されるようになったことで、より承認欲求が膨れ上がっています。他人にイイネやコメントをもらうことで、偽りの肯定感に浸りやすくなります

3.なんでも他人のせいにしてしまう

このような心理や性質が隠されています。

間違いを認められない

なんでも他人のせいにする人は、プライドが高かったり、自信がない人に多く、常に自分が正しいと思いこみ、間違いを認められずに他人のせいにします。
自分の過ちを認めるとプライドが傷ついたり、さらに自信をなくしてしまうので、自分の間違いを認めることができないのです。

責任転嫁したい

間違いを認めたり謝ってしまうと、自分の責任になってしまうので、それを避けるために他人のせいにします。このタイプの人はその場だけなんとか取り繕うために嘘をついたり、いい加減な対応をする傾向があります。

4.他人への愚痴や悪口を言う

このような心理や性質が隠されています。

自分が嫌い

自己肯定感が低いということは、「自分の価値は低い(無い)」と感じているので、当然、自分を好きではない=嫌い、なのです。

だから、自分を認めることはできません。常に自分を否定していて、ありのままの自分を受け入れることができません。

自分が嫌いということは、自分だけの問題ではありません。なぜなら、自分を嫌う量=他人を嫌う量となって表れるためです。

「ダメな自分」が嫌いな人は「ダメな他人」も嫌いです。
「幸せな自分」を許せない人は「幸せな他人」も許せません。

心理学において、悪口を言う人のほとんどは、「自分自身に対して言っている」ということが立証されています。つまり、他人の悪口ばかり言っている人は、言葉では相手を悪く言っていますが、実は自分に向けているのです。

自分を肯定するため

自分を肯定するために自分を肯定するのではなく、他人を見下し相対的に自分は上であると自覚します。

例えば収入、学歴、見た目、最近ではSNSのフォロワー数など、比較するものはなんでもよくて、一つでも自分が優れているものを見つけて相手を見下します。

5.ないものねだりする

このような心理や性質が隠されています。

自分に自信がない

自己肯定感が低い人は自信がありません。そのため無意識に自分の足りないところを探しては、ないものねだりをして、さらに自信をなくす…自信がないからまた探すという負のループに陥ります。

たとえ、他人が羨ましいと思うような、容姿や能力を持っていたとしても、それを自分で認めることができないので、自信がないままなのです。

他人と比較してしまう

自己肯定感が低い人は自信がなく、常に欠乏感があり、それを満たすために他人と比較し、ないものねだりをします。しかし、最終的には他人と比べて劣っているところばかり見て『やっぱり自分は何もない人間だ』『自分はダメな人間だ』と自分を卑下します。
自分にも優れているところがあるのに、そこにはまったく目を向けることができないのです。

6.謙遜しすぎる

日本には「能ある鷹は爪隠す」「出る杭は打たれる」などのことわざがあるように、謙遜の文化があり、謙遜が美徳とされてきました。
まずは多くの人が誤解している「謙遜」と「謙虚」そして「卑下」の違いを確認しましょう。

「謙遜」と「謙虚」と「卑下」の違い

謙虚…自分のことは決して下げないけれど、控え目で素直なこと。自己肯定感から生まれる穏やかさ。
謙遜…自分の能力や価値などを低く評価すること。
卑下…自分を人より劣っているものとしていやしめること。自己否定から生まれるもの。

例えば『◯◯さんてすごいですね』と言われた場合のそれぞれの違いは…

謙虚→ありがとうございます。▲▲さんに褒められるととても嬉しいです。
謙遜→私なんかすごくありません…。
卑下→全然そんなことないです。私は本当にダメな人間で…

控えめで素直、おごらない謙虚な姿勢は良いことです。でも、ほとんどの人が謙虚と「謙遜や卑下」を混同してしまっているのです。

「謙遜」と「謙虚」と「卑下」の違いがおわかりいただけましたか?
ということで、謙遜しすぎる人の心理や性質です。

自分に自信がない

謙遜しすぎる人は自信がありません。たとえ、他人が羨ましいと思うような、容姿や能力を持っていたとしても、それを自分で認めることができないのです。
謙遜をするということは、「私は自分に自信がありません」ということを宣言していることなのです。

褒めてもらいたい

あなたが『私なんかすごくありません…』 と言ったときに、あなたが望んでいるのはどのような答えでしょうか?
相手が「本当にそうですね。」と言うことを望んでいますか?いませんよね。
相手だってそう思っていたとしても、「そんなことないですよ」というしかないのです。

つまり、謙遜した発言によってあなたが(相手に対して)望んでいるのは、自分が発した表現の否定なのです。

「そんなことない」=「優れている」という他者承認を、謙遜することによって引き出してるのです。
実は「私を褒めて」「私を認めて」と言っているのと変わらないし、むしろ「私を褒めて」「私を認めて」と言う人よりも面倒な人なのです。

謙虚さのない自信は傲慢

良いものを見つけました。
リンク先のイラストも見てください。

 “Confidence without humility is Arrogance. Humility without confidence is self-deprecation.” 
(謙虚さのない自信は傲慢です。自信のない謙虚さは自虐です。)

humility-and-confidence-do-you-have-both

ようはバランスなんですよね。


「自信がない」が繰り返し出てきていることに気づきましたか?
自信がないと自己肯定感を低くする習慣が多くなるし、自己肯定感が低いから自信がないし…悪循環になっているんですね。

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