メンヘラとはインターネット上で生まれた言葉で、一般的に「メンタルヘルス(心の健康)になんらかの問題を抱えている人」をあらわしていると言われています。
「メンヘラ女子」は重い女、面倒くさい女などのニュアンスで使われることが多いようです。
前編ではメンヘラ女子の特徴を中編では恋愛傾向<ネガティブ編>、後編では恋愛傾向<ポジティブ編>をご紹介します。
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メンヘラ女子の恋愛傾向<ポジティブ編>
甘えたり頼ったりが上手
メンヘラ女子は構ってほしいため、男性に対して頻繁に甘えたり頼ったりします。男性は基本的に女性に甘えてもらうのが嬉しいし、頼りにされている、必要とされていると感じさせてくれるので優越感を感じやすく、自分を頼ってきてくれるメンヘラ女子のことを「可愛いな」と思う傾向にあります。
素直に感情を表現してくれる
メンヘラ女子はところかまわず、「好き」「会いたい」といった気持ちをまっすぐにアピールする傾向があります。まっすぐに気持ちを伝えられて嫌に感じる人はまずいません。純粋な気持ちを感じるからこそ、嫉妬や独占欲すら可愛く感じてしまうようです。

守ってあげたくなる
メンヘラ女子は何かに落ち込んだり、悩んだりしていることも多いため、そんな弱々しい姿を見て、男性は「自分が守ってあげなくては!」と感じてしまうのです。「自分がいないとダメなのでは」「支えてあげなければ」といった庇護欲をこれでもかと刺激され、メンヘラ女子にハマってしまうようです。
自己犠牲をいとわない
メンヘラ女子はなにかをしないと愛されている実感が持てないので、『もっと好きになって欲しい』『もっと愛して欲しい』と相手に尽くします。彼が調子に乗り無理な要求をしても、一生懸命応えようとしてくれます。
彼氏を優先してくれる
恋愛中は誰でも多かれ少なかれそういう状態になるものですが、メンヘラ女子は全てにおいて彼が中心となった生活を送ってしまう傾向があります。彼が最優先なので、予定がない休日に友達から誘いがあっても『彼から連絡がくるかもしれないから…』と断ることもします。
『彼と一緒にいられるなら他に何もいらない』と盲目的になりますし、相手に求められれば、自分を犠牲にしてでも助けようとします。たとえ自分の趣味ではなくても、彼の好みに合わせてファッションや髪型を変えます。
総じて、メンヘラ女子の態度は「愛されている」と感じることができる、自尊心を高めてくれることから、男性はハマってしまうようです。
しかし、メンヘラ女子に惹かれ、ハマる男性もまたメンヘラであることが多いのです。
共依存関係になりやすい

メンヘラカップルは互いが互いに依存し合っている、共依存関係になりやすい傾向があります。
相手の抱えている問題を解決したり世話をすることで、私は人から必要とされる=自分は価値ある存在だと感じることができます。相手にとって必要な存在になるために、自分のことよりも、相手のことを優先し、常に自分のことは後回しをするようになります。
共依存関係になると自分と他人との境界が曖昧になるため、相手に責任があることなのに、自分にも問題があった、自分の責任と捉えてしまいます。
相手が落ち込んだり、不安を感じていると自分まで同じような感情を強く感じます。
お互いを束縛し、自由をなくすことで安心感を得ようとし、それを愛情と勘違いします。束縛は自分に自信がなく、不安からくる行動です。少しでも気になる事があれば相手を問い詰めたりと、勝手な被害妄想を膨らませてしまいます。
共依存カップル3つのタイプ
共依存カップルは、恋愛依存症と回避依存症がベースになっています。
共依存とは?恋愛での共依存カップルの特徴や原因、克服方法も
恋愛依存症は、恋愛感情を持っている相手がいるときに充実感を感じ、恋愛をしていないと空虚で満たされないタイプです。
回避依存症とは、他人と深い人間関係を築くことが苦手で、相手を愛していても縛られる息苦しさで自分の方から離れてしまうタイプです。
共依存カップルには、大きく分けて下記の3つがあります。それぞれの特徴を見てみましょう。

恋愛依存症者同士の恋愛関係
いつも一緒、何でも一緒。ふたりの関係の中には、誰も入れようとはしません。密着型の恋愛関係です。
このふたりの場合、密着して相手を束縛するので、お互いの交友関係がおろそかになり、孤立することがあります。互いに見捨てられ不安が強くあるため、ケンカをすると過剰な反応をしてしまい、暴言や暴力に発展してしまうこともあります。
ふたりだけの世界で満足してしまうため、病や事故などで相手を急に失うと、後の人生が孤独と絶望感に満ちてしまうという特徴があります。
回避依存症者と恋愛依存症者との恋愛関係
密着すると息苦しくなる人と、恋愛にのめり込む人の関係です。
恋愛依存症者はいつでもべったりしていたい傾向にあります。付き合っているうちに、回避依存症者は密着した関係に息苦しさを感じ、逃げてしまいます。すると恋愛依存症者は必死で相手を追い掛けます。
回避依存症者は逃げてすっきりしていると思いきや、逃げた先で相手のことが気になってしまいます。縛られるのは嫌でも、寂しいのも嫌というのが回避依存症者といえるでしょう。
そこでよりを戻しても、また息苦しくなり逃げてしまう……それを繰り返す特徴があります。
回避依存症者同士の恋愛関係
付かず離れず、時々会って関係を持ち、また離れては時々会うという関係です。
それぞれ別の場所に、別な相手との恋愛関係を持っていることもあります。ドライで割り切った大人の関係に見えますが、当人同士は孤独から逃れられるわけではなく、常に寂しさを抱えているという特徴があります。
3つのうちどのタイプであっても、共依存に陥っている恋愛では、幸福よりも不安を感じるときの方が多いのではないでしょうか。
長く続く信頼関係では、お互いの存在や価値観を尊重し、どんなときもお互いをサポートし合うものです。一緒にいない時間があっても、信頼関係があれば不安になることは少ないでしょう。
お互いのエネルギーを奪い合う共依存の恋愛から脱することで、ふたりの関係はより深く安定したものになっていくかもしれません。
上記は共依存とは?恋愛での共依存カップルの特徴や原因、克服方法も より引用しました。
一般的な恋愛の場合は、お互いを理解し合い、尊敬しながら自立した関係を構築しますが、共依存カップルの場合は、お互いがお互いに依存し合うため相手に寄りかかってしまいます。それは、健全な関係ではありません。
自己肯定感が低く、自信がないと共依存関係から抜け出すことはできません。
メンヘラを卒業するためにも、健全な恋愛のためにも、鍵はやっぱり「自己肯定感」なのです。
「自己肯定感タイプ診断」では、あなたが以下のどのタイプに該当して、そのタイプが自己肯定感にどのような影響があるのかをホロスコープを使って診断いたします。
