fbpx

それ「自分いじめ」ですよ-後編

いじめとは、様々な暴力的な言動によって、相手の身体や感情・気持ちを傷つける行為です。

他人からのいじめは相手を無視する、または転校・転職するなどして環境を変えれば回避することができますが、「自分いじめ」はいじめる相手と四六時中一緒にいるようなもので、逃げようがないためより深刻なのです。

今回は「自分いじめ」をしてしまう人のもう1つの特徴をご紹介します。
それ「自分いじめ」ですよ-前編

自分いじめ?!

もう1つの特徴の前に、少しだけ前回の復習です。

「あなたは愛されない存在」
「あなたには魅力がない」
「あなたはいつも周囲に迷惑をかけている」
「あなたなんかいない方がいい」
「どうせあなたはできない」

このような言葉を他人に言ったら…明らかに「いじめ」ですよね?
よくこんなことが言えるな…と思いますよね。
誰かがこんなことを言っていたら、とても不快な気持ちになるはずです。

では「あなた」を「私」に変えてみましょう。

「私は愛されない存在」
「私には魅力がない」
「私はいつも周囲に迷惑をかけている」
「私なんかいない方がいい」
「どうせ私はできない」

こんな言葉を自分にかけていませんか?
そうです、あなたは自分で自分をいじめているのです。

他人からのいじめは相手を無視する、または転校・転職するなどして環境を変えれば回避することができますが、「自分いじめ」はいじめる相手と四六時中一緒にいるようなもので、逃げようがないためより深刻なのです。

「自分いじめ」をする人は自分が嫌い

なぜ、自分をいじめてしまうのでしょう?

他人に置き換えてみるとわかりやすいと思います。
誰かをいじめる時って、その人が「嫌い」だからです。
気に入らないとか、自分より優れているとか理由はいろいろあるけど、ようは「嫌い」だからいじめる訳です。

自分いじめも同じです。
「自分が嫌い」だから自分をいじめてしまうのです。

自分を嫌いなので自分の価値は低い(無い)」と思っています。当然、自己肯定感も低くなります。自分を認めることができず、常に自分を否定しているので…
「私は愛されない存在」
「私には魅力がない」
「私はいつも周囲に迷惑をかけている」
「私なんかいない方がいい」
「どうせ私はできない」
このような声掛けとなって表れるのです。

「私は愛されない存在」

そして、もう1つ大きな問題があります。
「自分いじめ」をしてしまう人の多くは、幼少時代の経験から「私は愛されない存在」という思考の癖が出来上がっています。この癖がさまざまなネガティブ思考を引き起こし、「自分いじめ」に繋がっているのです。

「私は愛されない存在」という思い込みができあがる幼少時代の経験はこのようなものです。

虐待・理不尽な怒り・厳しいしつけを受けた

親からの虐待

虐待された経験のある人、特に親からの虐待は、最も安心して生きることのできるはずの家庭の中で、存在を否定される行為ですので、『自分はダメな人間だ』『生まれてきてはいけない人間だった』と思い込んでしまうのです。

理不尽な叱られ方

自分の気分で子どもを叱る親がいます。これも一種の虐待です。理不尽な叱られ方をすると、子どもはなぜ自分が叱られているのか理解することができず、自分が悪いことをしたから叱られているのではなく、自分の存在自体を否定されていると感じるようになります。

恐怖を感じるほどのしつけ

テストで高い点数を取らなければひどく怒られた、失敗は悪いこととして責められた、恐怖を感じるほどの厳しいしつけをされてきた…こんな行為もまた自分の存在自体を否定されていると感じるようになります。

いずれも子どものありのままの姿を認めていない、存在自体を否定している状態です。

褒められる機会が少なかった

親は愛情を持っていたとしても、褒めることや認める機会が少ないと、子どもは「愛されている」という実感を持ちにくくなります。子どもにとって親から褒められるということは、それがどんな些細なことでも自分の存在を肯定されることに繋がります。

例えば、テストで70点をとっても『がんばったね!』と言われれば認められたと感じることができますが、90点をとっても『100点じゃなかったんだね』と言われれば、否定されたわけではないけど、認められてもいないということになります。

親が話を聞いてくれなかった

大人からすれば意味のない内容でも、子どもにとっては大事なことなので、自分の話を親に聞いてもらえる(受けと止めてもらえる)ことは、自分の存在を肯定してもらえたと感じます。

しかし、子どもの話で意味のない内容だからと、適当に返事をしたり、話も聞かずに「自分のせいでしょ」と頭ごなしに説教されたり、取り合ってくれなかったり、親が忙しかったため、構ってもらった経験があまりない…このような経験は 自分の存在を否定されたと感じます。

他者と比較されて育った

親からすると、子どもの意欲に繋がればと思い、良かれと思ってする比較する場合もあるかもしれませんが、された子どもからすると、比較された相手に比べ、自分は劣っていると受け取ります。

親の愛情を疑うようにな

誰かと比べられると『自分はダメな子だと思われている…。』『自分のことなんかどうでもいいんだ…。』と感じ、親の愛情を疑うようになると、愛情不足感から必要以上に反抗的になることもあります。

兄弟姉妹仲にも影響する

また、比べられた相手を恨む気持ちも出てくるので、比べる相手が兄弟姉妹だと兄弟姉妹仲にも影響し、それが生涯にわたって続くこともあるのです。

「愛されない存在」という思考の癖から引き起こされること

自分いじめ

これらの経験から「私は愛されない存在」という思考の癖が出来上がり、さらに以下のような思考を引き起こします。

孤独感

「自分は愛されない存在」という思考があると、無意識に愛されないキャラクターを演じ、周囲から孤立してしまうため強い孤独感を持つようになります。

「Cell(セル)」誌に掲載されたカリフォルニア工科大学の研究によると、孤独の時間長すぎると、私たちの行動に影響を与えることが分っています。ネズミで行わた実験では、孤独により脳の化学物質が蓄積され、それによりネズミはより恐怖感を覚え、攻撃的になったといいます。

研究者たちは、ネズミの集団を数週間孤立させました。しばらくすると、これらのネズミは凶暴になりました。さらに、他のネズミを怖がるようになり、いかなることにも神経質になったとしています。

何かを脅威に感じると、これらの孤立したネズミたちは固まって動かなくなりました。そしてその脅威が過ぎ去ったあとも、長い間その状態でとどまっていました。それに比べ、孤立していなかったネズミはそうでないネズミよりも早く恐怖からのストレスを克服することができたといいます。

https://kokoronotanken.jp/kadoni-kodokudeirukotono-eikyou/

これを読んで、現代人の凶暴さや過度な神経質って孤独感から来てるのかな…と思いました。

劣等感

子どもの頃から周囲に否定されて、自己否定する習慣が身についているため、社会の中で他者との比較によってさらに自己否定が強まり、強い劣等感を抱くようになります。

自己批判

「愛されたいのに愛されない」という不満が、自分自身に対する批判となり常に自己批判をするようになります。

「私は愛されない存在」は当然ながら「自分が嫌い」にも繋がります。


「自分が嫌い」というたった一つの問題が、自己肯定感の問題も自信のなさも、自分いじめも引き起こしているのです。
あなたの生きづらさも、あなたを悩ます全ての元凶は「自分が嫌い」なのです。

自己肯定感の低さ、自信のなさ、自己犠牲、自己批判、劣等感、孤独感…いったいどこから手をつけていいのかわからないくらい、問題が絡み合っているはずです。
でも、全て「自分が嫌い」を解決すれば、解決できる問題なのです。

「自己肯定感タイプ診断」では、あなたが以下のどのタイプに該当して、そのタイプが自己肯定感にどのような影響があるのかをホロスコープを使って診断いたします。

自己肯定感タイプ診断
自分いじめ
最新情報をチェックしよう!