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健全な自己肯定感のための健やかな精神の保ち方-後編

生きていれば気持ちがふさいだり、ネガティブ思考になることを避けることはできないけど、自己肯定感が低い人や自信のない人は気持ちがふさいだり、ネガティブ思考になった時のダメージや回復までの時間が、自己肯定感が高い人や自信のある人と比べると大きいし、時間がかかります。

でも、自分の身体の仕組みを理解するだけで気持ちがふさいだり、ネガティブ思考になる頻度を減らしたり、ダメージを小さくすることは可能で、健全な自己肯定感を維持しやすくなるです。

とにかくまずは眠る

続ければ自己肯定感が高まる「毎日の小さな5つの習慣」でも紹介しましたが、睡眠は健やかな精神のためには絶対に軽んじて欲しくないことなのです!

人間は、日中活動をする昼行生物です。しかし、夜更かしをすると本来持っている活動リズムが狂い、その影響が心身の不調となって表れてしまいます

脳が疲れると、物事をネガティブに捉えがちになることは多くの人に経験があると思います。脳の疲れを解消できるのは睡眠だけです。

ネガティブな感情は、レム睡眠中に脳内で処理されることが研究で明らかになっているそうです。仕事で失敗してしまった、子どもを怒りすぎてしまった…こんな時はお酒を飲むよりも寝てしまいましょう。翌朝にはすっきりして前向きな気持ちになれます。

反対に、睡眠不足の状態では、嫌な記憶が残ったままになるばかりか、ちょっとしたことにイライラして、攻撃的になりやすくなるのです。

続ければ自己肯定感が高まる「毎日の小さな5つの習慣」

睡眠の意義・目的

睡眠の意義・目的は大きく4つあります。

脳を休める

起きている間、私たちは脳を酷使しています。脳が疲労を感じると、集中力や記憶力が低下したり、イライラするなどの現象が現れてきます。そこで、睡眠をとって脳に休息を与え、以後の活動のためのエネルギーを蓄えるのです。

身体の疲れは横になることである程度とることができますが、脳の疲れは、眠りによってしか解消することができません。

体を休める

筋肉を弛緩させることで休息を与えるとともに、疲労物質である乳酸を処理します。

※ 解糖の最終生成物であり、筋肉中に蓄積されると疲労の原因となる。

自律神経を休める

交感神経1および副交感神経2からなる自律神経に休息を与え、調子を整えます。

※1 一生懸命に何かをしているときに働く神経で、脳に血液をたくさん送り込む役割がある。
※2 リラックスしているときに働く神経で、緊張状態からのんびり状態に体を切り替える役割がある。

細胞を新しくする

睡眠中には、「成長ホルモン」などが分泌されます。成長ホルモンは、子供の時には、主に骨や筋肉などの発育に必要な役割があります。
「寝る子は育つ」ということわざは、科学的な根拠があるのです。

大人になってからは、体の機能修復に大きな影響を及ぼします。成長ホルモンが新しい細胞を作って、皮膚を活き活きとさせてくれます。

意義と目的がわかったところで、睡眠は美肌にもダイエットにも関係があるのですが、ここではストレスとの関係について取り上げたいと思います。

睡眠とストレス

ストレスを感じるといつもより眠気を感じるのに、いざ眠ると「眠りが浅くて寝た気がしない」というような経験をしたことがあると思います。

これは、ストレスを受けたときに分泌される副腎皮質刺激ホルモン(ACTH)に外敵から身を守るために睡眠を抑制して体を緊張させる働きがあるため、分泌されると深い睡眠を得ることができなくなるからです。

この副腎皮質刺激ホルモン(ACTH)の分解は、睡眠中に成長ホルモンの分泌が落ち着いてきたころに行われます。

ストレスがかかりすぎていると、このホルモンを分解に要する時間も長くなるため、体が「長く眠りたい」と要求するようになります。 矛盾しているようですが、ストレスを感じると分泌される副腎皮質刺激ホルモン(ACTH)によって、眠気があっても熟睡できないという状態を招きますが、このホルモンを分解するのは睡眠中だけなので、ストレスを緩和するために睡眠はとても大事なのです。

女性ホルモンとの付き合い方

健全な自己肯定感のための健やかな精神の保ち方

肌の調子がいいと思っていたら、翌週にはむくみがひどくなったり、イライラしすぎて、彼氏に当たってしまったり…。1か月のうちでも、女性の心とカラダは沢山変化していきます。これは女性ホルモンが生理周期に応じた働きをしているからです。

一生のうちティースプーン1杯分くらいしか出ないといわれる女性ホルモン。
生理痛、PMS、内膜症…でも、排卵や妊娠もこのおかげ。
肌荒れ、むくみ…でも、美肌やダイエットの成功もこのおかげ。

女性ホルモンはバランスが崩れると、人の性格まで変えてしまうのですが、女性のライフスタイルには切っても切り離せないもの…だから、理解して上手に付き合っていく必要があるのです。

【月経周期と女性ホルモン量・基礎体温の推移】

月経周期と女性ホルモン量・基礎体温の推移

この表をみるとわかるように、女性の心と体が絶好調なのは、月経終わりからの7日間のみ!ようは1ヶ月のうちの1/4しか良い時はないのです…><

これは変えられない事実。
だったらどうするか?
良い時を基準にしないで、悪い時を基準にして生活するんです。

月の3/4の不調な時が自分の基本。
絶好調の期間がきたらラッキーってくらいにね。

一生付き合っていく自分の体。
しっかり知って上手く付き合っていくことが大切です。
健やかな精神は健やかな肉体に宿る、です。

健全な自己肯定感のための健やかな精神の保ち方
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