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幸せになりたいならがんばりすぎはやめましょう‐前編

仕事でも恋愛でも、どんな場面でも…「がんばりすぎ」ていませんか?
基本的に女性は真面目で何事もきちんとやろうとするがんばり屋な人が多い傾向があります。
がんばることは悪いことではありませんが、がんばればがんばるほど幸せは遠のくし、愛されなくなるかも!?

がんばればがんばるほど幸せが遠のく!?

がんばればがんばるほど幸せが遠のくって、ちょっとどころかかなりショックですよね。これまで必死に一生懸命にがんばってきたのに、がんばればがんばるほど幸せが遠のくなんてことは、受け入れがたい事実だと思います。
その気持ちはよくわかります。
私もこの事実を知った時、これまでの自分を否定されたような気持ちになりました。でも、これはまぎれもない事実です。

がんばるの意味

・あることをなしとげようと、困難に耐えて努力する。
・自分の意見を強く押し通す。我を張る。

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頑張るということは、実は自己中心的になるということです。「頑張る」という言葉の語源は、「我を張る」です。自分を押し通す、それが頑張るということです。競争し、自分の利益を優先させることが頑張ることなのです。

私が子どもの頃は「あの人、頑張ってはるなぁ」というのは、軽蔑の意味を込めて言われたものです。「もっとおとなしく温和になればいいのに」という意味でした。それがいつの間にか「頑張る」が美辞になってしまいました。おかしいですね。

「頑張る」ことの本当の意味

この2つを読んでもらうとわかる通り、実は「がんばる」ってそんなに前向きな言葉ではないんです。
一昔前は、軽蔑の意味ですからね…。

ま、でも現代では『あることをなしとげようと、困難に耐えて努力する。』という意味で使われていることが多いような気がします。

なぜ、がんばりすぎるのか?

がんばり過ぎというのは、「がんばってもがんばってもまだ足りないと感じてしまう心」

無理してがんばってしまうのは、現状に満足できていないからです。現状に満足できないというのは、言い方を変えると今の自分を受け入れていないということなのです。

がんばりすぎが引き起こす3つの悪循環

1.ストレス過多

「がんばろう!」と意気込むことは、脳の抑制を強める行動。
「何か特別なことをやっている」と脳が身構え、脳が疲れてしまい、がんばる=ストレスと認識されてしまうのです。

私たち人間の心・身体・潜在意識すべてにとってストレスは敵です。
ストレス過多のままがんばり続けると、本来対等な働きをするはずの知性を司る大脳新皮質と本能を司る大脳辺縁系の関係が崩れて、本能の情報を無視してしまう状態に陥ります。

状況があまりに困難だと、脳はつらい状態を直接なんとかしようとすることを諦め、「フリーズ状態」になって適応しようとするのです。

こうなると自分の気持ち(本能)すらわからなくなってしまいます
気付けば誰かの顔色を見てばかり、気付けば誰かの気持ちに寄り添ってばかり、この状態に陥っている人がけっこういます。

この状態が深刻になると、誰かと主従関係になっていないと不安になるので、気付くといつも支配的な人と一緒にいることに…。恐ろしいことです><

参考:自己肯定感が低い女性は「ダメンズほいほい」「ダメンズブリーダー」

2.不安が増大

がんばらないと価値がないという不安

(がんばらないと)ほめてもらえない
(がんばらないと)認めてもらえない
(がんばらないと)愛してもらえない

がんばりすぎる人はこのような傾向の人が多いのです。これは「がんばらないと私は価値がない」という不安です。

がんばるたびに不安のイメージが拡大

このような人は、他人に褒めてもらうこと、認めてもらうこと、愛してもらうことを動機にがんばります。

でも、周囲は『勝手にやったんでしょ…』『頼んでないよ…』『大変なら言ってくれればよかったのに…』という反応になります。

こんな反応に不安はさらに加速し、「不安になる→潜在意識で不安を鮮明にイメージ→がんばらなくちゃいけない」という流れができます。がんばるたびに不安のイメージが拡大→現実化していく負のループができあがるのです。

3.人間関係のトラブル

自分の短所や不得意なことはがんばりすぎてしまう

人は自分の長所や得意を活かしているときは、いくらやっても疲れないし、イラつくほどのストレスなどとは無縁です。

でも、自分の短所や不得意なことをしないといけないときは、疲れます。しかも、やりすぎてしまう=がんばりすぎてしまいます。だから、ストレスを感じます。

対等ではない関係にムカつく

他人に対してムカつくとき、腹が立つとき、理由はいろいろありますが、『私がこんなにがんばっているのに、あの人は全然がんばってない!』ムカつく~となることが多いのです。

ムカついているのは、相手の行動だけではなく、私ががんばっているのに相手はがんばっていないという「不平等感」になのです。言い方を変えると「対等ではない関係」にムカつくのです。

例えば、あなたは他人にすごく気を遣っている。本当はKYなところがあるけど、『人には気を遣うべき』だと教えられ、気疲れするほどに気を遣っている。でも、同僚のMさんは私に気を遣いもせずいつもマイペース…。『いったい何なのあの女』となりますよね。

子育て中の方であれば、仕事も家事も育児もがんばっている。がんばり過ぎるくらいがんばって、毎日、ヘトヘト…。でも、旦那は家事も育児も手伝ってくれない。もちろん、この行動にもムカつきますが、不平等感や対等ではない関係が、ムカつきやいらだちを増長しているのです。


幸せになりたいならがんばりすぎはやめましょう‐中編ではがんばりすぎる人の特徴がわかります。

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