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自信過剰な人も実は自己肯定感の低い人

あなたの周りにもいませんか?自信過剰な人。一見、自信があって自己肯定感が高そうな自信過剰な人ですが、実は自信がなくて自己肯定感の低い人なのです。自信過剰な人の特徴を紹介します。

自信過剰な人の7つの特徴

1.自己主張が激しい

自己主張とは人間が社会において、自己の意見や考えや欲求などを他人に伝えるということである。日本人は、この自己主張を苦手とするところである。というのも日本社会というのは自己主張をするような人間を良しとする風潮ではなく、自己主張をするような人間に対しては、自分勝手な人間や、協調性が無い人間などといった評価をされると思われるためである。

wikipedia

自信過剰な人は、マイルールへのこだわりが強く、自分の意見はすべて正しいと思っているので、「自分は○○したい」と思ったら、とにかくその意見を押し通してしまうところがあります。

承認欲求が人一倍強い傾向があり、いつもみんなに認められたい、チヤホヤされたい、自分だけが一番愛されたいと願っています。そのため、自分が勝てると思った相手にはどんどんマウンティングを取り、自分こそ一番だと周囲に認めさせようとします。

2.他人を認めない

前述したように、マイルールへのこだわりが強いので、「自分は○○したい」と思ったら、とにかくその意見を押し通そうとします。意見を通そうとするため、強引な物言いになる、他人の意見を認めずにケチをつけたり文句を言ったり、否定したりすることもあります。

逆に、自分が成果を上げた時に周囲に認めてもらわないと、大きな不満を感じます。自分の態度は棚に上げ、褒めてもらえないと不機嫌になる人は自己中心的であり、自信過剰な人に多いと言えるでしょう。

3.他人を見下す

自信過剰な人は他人と比較して勝っているところを見つけ、優越感を得ようとします。このとき、自分より優れた相手と比較すると劣等感を抱いてしまうため、常に自分より下の相手を探そうとするのが特徴です。
相手を見下すことで自分の劣等感を解消しているのです。

4.自慢話ばかりする

いつも誰かに褒められていたい自信過剰な人は、ことあるごとに自慢話をしがちです。本当は自分に自信がなく、他人から褒められることで自信を持つことができるのタイプと、今の自分自身や自分を取り巻く状況に満足していないため、自慢話が全て過去のことばかりのタイプの人がいます。
いづれのタイプも「自分を大きく見せたい」ということと、自分の存在を認めてもらいたいという欲求は共通しています。

5.自分を過大評価する

自信過剰な人は自分の能力を高く自己評価する傾向があります。
それは、自分を客観視できないためです。自分を客観視できないということは、自分を正確に見たり、評価したりすることができないということです。
人は主観で見ると、自分の良い面や都合の良い部分しか見なくなります。当然、自分への評価が高くなるのです。客観視できなければ、自分の未熟さに気付けないのです。
自分を客観視できない人は他人の能力を正確に見ることもできません。自分より低いレベルの人と比較すれば、当然、自分の評価は高くなります。他人の能力を正確に測れないことは、自分を過大評価する原因でもあります。

自分を正しく認識できないため、自分のことを過剰に評価してしまうことは、心理学では広く認知され「ダニング=クルーガー効果」と呼ばれます。

ダニング=クルーガー効果とは

能力が低い人間は、
自身の能力が不足していることを認識できない
自身の能力の不十分さの程度を認識できない
他者の能力を正確に推定できない

Wikipedia

というものです。

6.周りからの評価を気にする

自分のことを理解してもらいたい、認めてもらいたい、大切にしてほしいと思う欲求を承認欲求といいます。

「マズローの欲求5段階説」では5つの欲求(生理的欲求、安全欲求、社会的欲求、承認欲求、自己実現欲求)のうち4番目の欲求に位置付けられ、「他者から認められたい、尊敬されたい」と願う気持ちのことを指します。

ただ、承認欲求の度が過ぎてしまうと、「他人にどう見られているか?」と極度に他人を気にするようになり、主体的に生きていくことができなくなります。

必要以上に他人からの評価を気にしてしまう人は、とにかく自分に自信がないのです。両親から褒められずに幼少期を過ごした人は、自分の価値がわからないまま大人になるため、他人から認められたいという承認欲求が強い人になるといわれています。
このような人は、何をするにしても周りからどう思われているのかを必要以上に気にしてしまうのです。

7.間違いを認めない

自信過剰な人は自分の非を認めたら自分が負けたような気持ちになる、もしくは自分の評価が下がると思っているのです。自信過剰な人にとって大切なのは自分の評価なので、自分の評価が下がるようなことは受け入れたくないのです。


ここまで読んできて『あれっ、読んだことあるな…』と思ったあなたは、このサイトのファンでしょう(笑)

そう、自信過剰な人=プライドの高い人なのです。

自信過剰とプライドと自信の違い

まずは、自信過剰とプライドと自信について確認してみましょう。

自信過剰とは

自信を多く持ちすぎること。 本来の実力や地位などを見誤り、自ら過大評価していること。 自分を過信していること。

https://www.weblio.jp/

プライドとは

プライドとは、自分の能力に対する過信、おごり、高ぶりを意味し、ほかの人の利益を犠牲にする極めて重大な罪であると考えられている。「Pride goes before a fall(プライドはつまずきに先立つ)」ということわざもあるが、まさにプライドとは「おごれる者は久しからず」の「おごり」にあたる

一方で、「誇り」に当たるプライドは、ポジティブな効果をもたらすことが実証されている。サウスウェールズ大学の研究では、プライドが忍耐力ややり抜く力につながり、勤勉さと献身に結び付くと結論づけられた。

つまり、プライドには「良いプライド」と「悪いプライド」の2種類が存在するということになる。実際、英語では、良いプライドはAuthentic pride (正真正銘のプライド)、悪いプライドはHubristic pride(高慢なプライド)といったように区別される。

プライドがムダに高い「中高年男性」の末路

自信とは

自信とは、自分の能力を信じることや考え方や行動に対して信じて疑わないこと。
自己肯定感は、何もしない状況でもありのままの自分を受け入れて認めることです。

自信とは自己肯定感という土台の上に作られるものです。

自己肯定感と自尊心、自信、自己愛、ナルシストの違い

健全な自己肯定感という土台の上に作られた「自信」は良いプライドとなりますが、不健全な自己肯定感(自己肯定感が低い)という土台の上に作られた「自信」は悪いプライド=自信過剰に繋がります。

なぜなら、自己肯定感の低さと自信の低さは比例しているためです。

自己肯定感が下がれば自信も下がります。
自己肯定感と自信が下がると、人はそれをプライドでなんとかしようとします。プライドを高くして自己肯定感の低さや自信の低さを隠そうとするのです。

その結果、プライドだけがどんどん高くなってしまうのです。
これがまさに、悪いプライド=自信過剰なのです。

実はこの状態は、自己肯定感の低さをこじらせた「自己肯定感が高すぎる人」と同じでもあるのです。

詳しくはプライドは高いが自信がない人

自己肯定感て本当にいろんなことに繋がっています。
だからこそ、自己肯定感を健全化することが自分らしい人生の第一歩なのだと思います。

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