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似合う服と好きな服の違い

こちらの続きです。
ファッションと自己肯定感について、もう一歩進めていきたいと思います。

自己肯定感を高めるためのファッションですが、「似合う服を着る」ことがゴールではありません。
最終的に目指してほしいのは「好きな服を着る」ことです。

「似合う服」は他人軸

似合う服と好きな服の違い

「似合う服」というのは他人軸なのです。

似合う服を着ていれば他人からの印象は良くなります。『似合ってないと思われるのでは…』という恐れも手放すことができます。
でも、他人からの印象や『似合ってないと思われるのでは…』という恐れを持つこと自体が「他人の目を気にしている」という何よりの証拠です。

「好きな服」は自分軸

一方、「好きな服を着る」というのは、どこまでいっても自分軸なのです。

街を歩いていると、びっくりするような格好している人を見かけます。
確かにおしゃれとは言えないかもしれません。
センスが良いとも言えないかもしれません。
でも、本人がその服を好きで、その服を着ることを楽しんでいるのならそれでいいのです。おしゃれとは本来そういうものなのです。

おしゃれ=アイディンティーの確立

おしゃれとは「人が人としてあるために生まれたもの」であると言われています。人間というものは、自分を他者とは違う存在であることを表現したい欲求があります衣服はその表現に最も適したものなのです。

おしゃれ=アイディンティーの確立、なのです。

アイデンティティーとは

アイデンティティーとはなんでしょう。

アイデンティティー【identity】
    1 自己が環境や時間の変化にかかわらず、連続する同一のものであること。主体性。自己同一性。「アイデンティティーの喪失」
    2 本人にまちがいないこと。また、身分証明。

goo辞書

「自己が環境や時間の変化にかかわらず、連続する同一のものであること」というのは、昨日の自分も今日の自分も変わらない自分という認識です。

自己同一性とは「自分とは何か」「自分らしさ」「私が私であること」といった解釈になります。

これらをまとめて簡単に言うと、アイデンティティーとは「自分自身がどのような存在かわかっていること」

アイデンティティーの確立=自分を知る

アイデンティティーとは、自己肯定感を高めるために必要と伝えてきた「自分を知る」ことと同じなのです。
【参照】
自己肯定感が高い人 18の特徴 1~6
自己肯定感を高める方法&習慣 その前に…
自己肯定感を高める18の方法&習慣 1~3

アイデンティティーを確立する=自分を知る

この点からもファッションは自己肯定感を高めるための一助となってくれるということがわかります。

洋服選びに悩んでいるあなたへ

似合う服と好きな服の違い

似合う服を着ると自己肯定感が高まるよ。好きな服を着れるようになるともっといいよって話をしてきましたが…自己肯定感はともかくとして、洋服選びに悩んでいる方は多いと思います。特に30代以降の方は…

好きな洋服を着こなせていた20代

20代の時って(これを読んでいるあなたが何歳なのかわかりませんが…)
「好き」
「安い」
「流行」
ってだけで選んでも、なんでも似合ってませんでしたか?

急に似合わなくなる30代

何でも好きな洋服を着こなせていた20代。
年齢を重ね30代になると、今まで着ていた洋服が、急に似合わなく感じ始めたのではないでしょうか?

  • 顔色が悪くみえる
  • 悪印象にみえてしまう
    (怖い、老ける、だらしない、ケバいなど)
  • 着ていてしっくりこない
  • 身体のパーツが変に強調される
    (肩が張って見える、お尻が垂れて見えるなど)

私もそうでした。35歳くらいから洋服選びにストレスを感じるようになったのです。

似合わない服」でも若さで着こなせた

なぜ30代になるとこんなことが起こるのでしょうか?その理由は2つあります。

1つ目の理由は…ズバリ、加齢のせいです(;^ω^)
顔色も少しずつ悪くなってきて、顔の艶やハリも徐々に失われていきます。太りやすくなり、痩せにくくなり、体型がだんだん変わってくる頃でもあります。こればっかりは、仕方がないです。誰もが通る道。

20代までは、そもそも「自分に似合わない服」でも若さで何とか着こなせていたんです。

でも…30代になり顔や体型の変化が現れてくると、似合わない服を着こなす土台がぐらつき、「似合わなさ」が目立ってしまうようになるのです。

客観的な目

2つ目の理由は、あなたの客観的な目!

30代ともなると冷静に客観的に物事を見ることができるようになります。その結果、若さと勢い?で着こなせていたということに気付くのです。それは決して悪いことではありません。

自分に似合う服を見つけるチャンス

だから、今、「なんだか最近、持っている服がどれもピンとこない…」と感じているなら、それは、元々、あなたにとって得意ではない洋服だったのです。若さと勢い?で着こなせていただけなのです。

だから、得意じゃないけど、若さと勢いで着こなせる服ではなく、あなたに得意な似合う服を見つければよいのです。

年齢を重ねたせいで、どんどん似合う服が少なくなっていく…なんて思わないで下さい。むしろ、そう感じた今が、もっと自分に似合う服を見つけるチャンスなんです。

自己肯定感が高まるファッション心理カウンセリング
似合う服と好きな服の違い
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