自己肯定感を高めるため一番大事なことは【正しく自分を知ること】とお伝えしてきました。
自己肯定感を高める方法&習慣 その前に…
自己肯定感を高める18の方法&習慣 1~3
では自分を知るためにはどうすればいいのかお伝えします。
<自分を知るシリーズ>
自分を知る=自分のトリセツ(取扱説明書)
「自分を知る」というのは「自分のトリセツ(取扱説明書)」を持つということ。
「自分のトリセツ」がないことを例えるならば…
すっごく魅力的なPCを買ったけど、取扱説明書がないため使い方がわからなくて放置。ほこりかぶっています…って状態です(T_T)
なくても何となく使いこなせるPCを
「え?!こんな使い方もできるの?」
「こんなすごい機能があったの?」
とその能力を発揮させてくれるのが「トリセツ」です。
トリセツがないから自分の魅力がわからない
このPCを「あなた」に置き換えてみてください。
トリセツがないから、自分の魅力がわからない。
自分のことなのに扱うことができない。
だから
魅力のないわたし。
才能のないわたし。
価値のないわたし。
「どうせ私なんて…」が口癖になってしまうのです。
「他人のトリセツ」では幸せにはなれない
「自分のトリセツ」がないと、「他人のトリセツ」で生きようとします。
他人の真似をする、合わせるということです。
私の身体に合わせて作ったオーダーメイドのワンピースが、あなたにに合うはずがないように、私のトリセツはあなたには合わないのです。
血縁関係があっても無理ですよ。
あなたのお母さんのトリセツで、あなたがあなたらしく生きることはできないのです。
MacのPCのトリセツがWindowsで使えないし
東芝のPCのトリセツはSONYでは使えないのと同じ。
「他人のトリセツ」で生きてはダメ
誰かとの良い関係のために、相手のトリセツで生きようとする人がいますがこれはNG!
絶対、絶対ダメです!
誰かとの良い関係のために、自分のトリセツの中で変えることのできる部分を探し、そこを調整していくのです。
ただあまりにも大幅な調整、例えば…
MacがWindowsになっちゃう
東芝がSONYになっちゃう
みたいなものは、もはや調整ではなく改造?改修?なので無意味。
MacがWindowsになるほど
東芝がSONYになるほど
調整しないと関われない相手とは関わらなくていいのです。
自分を知ることの大切さを理解いただいたと思うので、自分を知る方法をお伝えしていきますね。
自己分析
まずは自己分析です。
良いこと、悪いこと、好き、嫌い…そんなジャッジは不要です。
とにかく自分に関係することをどんどん書き出していきましょう!
と言われても、いきなり書けないものですよね(^_-)-☆
なので、テーマを挙げますね。
☆好きなこと
☆やりたいこと
☆嫌いなこと
☆やりたくないこと
☆得意なこと
☆苦手なこと
この6つの項目で書いてみてください。
かぶることもあると思いますが、それでもいいので、各項目50ずつは書いてほしいです。
素敵なノートを用意すると書くモチベーションがあがりますよ♪
意外と書けないと思いますが、焦らずにゆっくりと…
毎晩の習慣にしてもいいですね。
1日10分でも15分でも、本当は30分くらいが理想だけど
自分と向き合う習慣ができると、自分信頼に繋がっていきますよ。
自分の「嫌い」に向き合おう
嫌い&やりたくないこと&苦手なことを考える(書く)のは、ネガティブだから良くない!と思う人がいるのですが…そう思いますか?
自分の嫌い&やりたくないに向きあうことは、決してネガティブなことではありません。とても重要なことです。
嫌いのエネルギーは大きい
なぜなら、嫌いのエネルギーは、好きのエネルギーよりもずっと大きいからです。
好きというだけで恋人を選んでも、仕事を選んでも、嫌いなことに遭遇した瞬間に、好きが消え去ってしまうのです。
例えば…
合コンで素敵な男性に出会いました。
名刺を見ると、上場企業な会社の役職のついた人!
上場企業 1点
役職 1点
イケメン 1点
(笑)
というように点数が付くはずです、無意識に。
その日、話も盛り上がり、週末にデートの約束をしました。
デートの当日。
待ち合わせ場所に現れた彼の私服がダサい… マイナス3点
連れて行ってくれたお店が居酒屋… マイナス3点
すっかりテンションが下がって、次の約束はしませんでした。
なんて経験ありませんか?(笑)
極端な例かもしれませんが、言いたいことは、嫌いのエネルギーと好きのエネルギーは同じではないということです。
嫌いのエネルギーは、好きを一瞬で消し去ってしまうほど強力なので、しっかり知っておく必要があるのです。
さて、自己分析したら、次のステップは他者に分析してもらいましょう。
他者分析
家族、親友、パートナーなど信頼のおける人と一緒に、良いところ、悪いところの意見交換をしていけるといいですね。
近くにいる人からの意見は『うんうん』となるのですが、1つ注意してほしいことがあります。
個性をジャッジする2つの感情
他人があなたの個性に良い悪いのジャッジをするとき、そこには2つの感情が関わっているのです。
1つ目は、同じ又は合っている又は都合が良ければ『良い』、違う又は合っていない又は都合が悪ければ『悪い』です。
2つ目は、その人があなたをどう思っているかということです。好き嫌いはもちろんのこと、相手が子どもの場合、親や教師やその他の大人にはしつけや教育という役割があり、その役割も関係することがあります。
ジャッジは主観であり事実ではない
例えば母親に「あなたの行動は遅い」と言われたとします。これは母親の時間感覚(=主観)による発言です。母親がせっかちな人だと「あなたの行動は遅い」となるし、母親とあなたの時間感覚が同じならば、遅いとは言われないのです。このジャッジに客観性はありません。
なので、他人の意見は貴重ですが、100%は真に受けない。50%くらい参考にすればいいです。
統計学は自分を知るツール
私も自分を知るために、自己分析・他者分析をしました。
でも、これだけでは納得できるほど自分を知ることはできませんでした。
そこで、次に私が手を出したのが統計学です。
統計学というと難しい感じですが、みなさんが大好きな占いはその1つなのですよ。
占星術・数秘術・血液型・動物占いなどなどなど、沢山ありますね。
やったことのあるものはありますか?
これらを、占いとしてではなく、自分を知るツールとして使ってみると面白いですよ!!
それぞれ別のものなのに、似たような結果(性格や個性)がでるからです。
ホロスコープを読み解いて「トリセツ」を手に入れた
私は一通りふれて「占星術」の魅力に取り付かれてしまいました。
現実的なようで理想的なわたし。
考えが巡るわたし。
厳しい優しさのわたし。
そして愛する息子と離れることになった29歳。
全ての答えが占星術で用いるホロスコープの中にあったのです。
ホロスコープの中には、私の魂がどのような才能を持ち、何を目指し、どのような人生を送ろうとしているのか、その情報が詰まっていたのです。
私は占星術に出会い、自分のホロスコープを読み解いたことで、自己分析では知り得なかった自分に出会い、自分をより深く理解し受け入れることができるようになりました。
「自分のトリセツ」を手に入れたと感じました。
「自分自身」の才能に気付き、より自分の存在を愛おしく思えるようになりました。
そして他者への理解も深まり、不安や悩み、人間関係のトラブルがなくなりました。
自分を知るために
ここで書いたことは、私が実際に行った方法です。
自己分析も他者分析も有用です。その上で、統計学を利用するとさらに自分を深く知ることができます。