私は長年カウンセリングをしていますが、カウンセリングを行う上で、個人の性質(個性)は無視することはできません。むしろ、個性を見ずして何をアドバイスできるのだろう…と思うのです。
個性を知る方法はいろいろあると思いますが、私はホロスコープ(占星術)を活用しています。
実は、自己肯定感の低い人のホロスコープには、ある共通する傾向ことに気付きました…。2回にわけて紹介していきます。
今のあなた(結果)=もって生まれた性質×環境
自己肯定感が低くなったり、高くなり過ぎたりすることには、生まれつきの性質が関係しています。
例えば、2人の子どもが親から虐待を受けていたとして…
2人ともが自己肯定感が低くなるかというと、それはわからないということ。低くなる子もいれば、そんな環境でも低くならずむしろ高いこともあるだろうし、高すぎる子になることもあるだろうし…これってその子の性質で変わります。
自己肯定感に限らずですが…
今のあなた(結果)=生まれ持った性質×環境
なのです。
環境は変えたくても変えられないこともあります。
でも、自分の性質をわかっていればコントロールできることはあります。
だから…あなた自身が自分の生まれ持った性質を理解しておくことが大事なのです。
【参考】自分を知ることのメリット‐column
ホロスコープでわかる「自己肯定感が低くなりやすい人」
ホロスコープで「自己肯定感が低くなりやすい人」と判断するポイントはいろいろありますが、今回はホロスコープを知らない人でもわかりやすく、圧倒的な傾向があるポイントをご紹介したいと思います。
※これを知るためには出生日時、出生地の情報が必要です。
ソフトでホロスコープを出してみると、このようなものが出てきます。
(私はコチラの無料ソフトを使っています。)
必ず縦と横の線が太くなっています。
この縦の線の右左、横の線の上下にある天体の数によって傾向を知ることができるのです。
簡単に書くとこんな感じです。
【自力と他力】の傾向
縦(青)の線の右と左では【自力と他力】の傾向を知ることができます。
左に天体が多ければ、自分自身の力で人生を切り開く傾向があり、オリジナルであることに価値を見出だします。先導する側にたちます。
右に天体が多ければ、周囲と協調していく傾向があり、他人に影響されやすい。受け入れられることに価値を見出だします。
【外の世界と内の世界】の傾向
横(赤)の線の上と下では【外の世界と内の世界】の傾向を知ることができます。
上に天体が多ければ、外の世界、社会に目が向く傾向があり、顕在意識のほうが強く、社会的な満足度を求める傾向が強い。
下に天体が多ければ、自分の内面を深く掘り下げる傾向があり、潜在意識のほうが強く、根源的な満足度を求める傾向が強い。
自己肯定感の低さで悩んでいる人は、ある場所に天体が多い!
【自力と他力】と 【外の世界と内の世界】
どこで「自己肯定感が低くなりやすい」と判断していくかというと…
自己肯定感が低いと悩んでいるほとんどの人が、【他力】に天体が多いのです。
(あくまで私のカウンセリングの結果です。)
こちらはあるお客様のホロスコープですが、やはり右側の【他力】ゾーンに天体が多いのです。
安室奈美恵さん
【他力】ゾーンに天体が多いと、自己肯定感が低く悩み多い人生というわけでは決してありません。
例えば、安室奈美恵さん。
これは安室奈美恵さんのホロスコープです。見事に天体が右側に偏っています。10個中10個が右側…こういう方もなかなか珍しいです。
彼女は自身の才能と努力だけでなく、周囲からの応援を受けて成功したタイプの人と言われています。
何度も言いますが、右側に天体が多いからといって、決してダメな人でもないし、ダメな人生ではありません。
自己肯定感が低くならない意識や生活を心掛ける
右に天体が多いと、周囲と協調していく傾向があり、他人に影響されやすい。受け入れられることに価値を見出だします。
なので…
5. 言いたいことが言えない
7. 断れない(NOと言えない)
11. 自分で決められない
13. 他人に振り回される
14. 他人の目が気になる&比較する
となりやすいのです。
右に天体が多くなくても、なる人はなるけど、右に天体が多ければ、なる確率が高いということ。
ちゃんと歯みがきをしなくても、虫歯になりにくい人となりやすい人がいますよね。それと同じ。虫歯になりやす人とわかっていれば、食後に時間をかけてちゃんと歯みがきしますよね。
右に天体が多い人は「自己肯定感が低くなりやすい」ので、環境や考え方をより気を付ければいいのです。
自己肯定感を高める18の方法&習慣
自分のことをわかっていれば、こんな風に対策をとることができるのです。
今すぐ自分の傾向を知って、自己肯定感の低さに振り回されない人生を手に入れましょう!
ホロスコープでわかることはもっとあります!
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