8.うまくいかないことがあったら…こう考える
仕事で失敗した。
好きな人に会えなかった。
旅行が中止になった etc.
自己肯定感が高い人でも、自信がある人でも、誰にでもうまくいかないこと、うまくいかない日ってあります。
でも、自信のない人はうまくいかないことやうまくいかない日があると、さらに自信をなくしてしまいます。
そこで、うまくいかないことやうまくいかない日があったら、こんな風に考えてみましょう。
①そもそもうまくいっている
仕事で失敗した。
好きな人に会えなかった。
旅行が中止になった etc.
こう聞くと、確かにうまくいかないことやうまくいかない日ですが、これがうまくいかないことやうまくいかない日だというのは一般的な考えですよね。
これがあなたにとって本当にうまくいかないことやうまくいかない日だったかというと…実はすではないのです。
今日、あなたに起きたことは、あなたにとってBESTなことなのです。
そもそも、うまくいっているのです。
実は毎日は完璧に出来上がっているのです。
あなたが今日という日に不満があっても、良いことがあっても悪いことがあっても、でも、あなたにとって今日は完璧な一日だったのです。
この考えは、耐え難い不幸が起きても、どんな過去でもBESTと思え！ということではありません。
あなたはやることをやった。
努力した。
がんばった。
対策はとった etc.
だから、もっとこうすれば…あの時こうしたら…といったことは思わなくていいということです。
そもそもうまくいっているのですから…♪
②今起きていることは未来への種
よく、原因と結果の法則といいます。
今日、悪いことが起きたのは過去のせい、ってやつですね。
私はこれに関して全否定派です。
私は「今起きていることは未来への種（芽）」であると思っているのです。
しかも、私は全ての人は幸せになるために生まれてきていると信じているので、「今起きていることは幸せな未来への種（芽）」なのです。
正直、「全ての人は幸せになるために生まれてきている」が、信じられなくなるような事件が多いのは事実です。でも、信じたい…。
「今起きていることは幸せな未来への種（芽）」なので、起こったことは、「私にBESTで、毎日は完璧に出来上がっている」と思えるのです。
だからといって、辛くないとか、悲しくないとか、怒らないとか…そういうことではありません。
辛くもなるし、悲しくもなるし、怒りもする。
でも、これがBESTなのだと受け入れるのです。
その上でどう行動していけばいいのか考えるのです。
でもね、不思議とこういうマインドになってから、酷い出来事、最悪の出来事って起きてないのです。
その瞬間、『最悪！』って思っても、それがずっと続くことはないです。
「そもそもうまくいっている」もこの考えも、いきなりは理解できないし、受け入れられないかもしれませんが、このような思考があるのだと思っていただけたら嬉しいです。
③「自分はうまくいっていい」と許可する
うまくいかないことやうまくいかない日がある…とにかく、うまくいかないと感じている人は、「どうせ自分はうまくいかないんだ」とか「自分はうまくいく資格のない人間なんだ」という思い込みを持っていることが多々あります。
「どうせ自分はうまくいかないんだ」とか「自分はうまくいく資格のない人間なんだ」 と思い込んでいると、本当にうまくいかなくなるし、実際にはうまくいっていることが多くても、うまくいっていないことに意識が向いてしまうのです。
その結果、「やっぱり自分はうまくいかないんだ」とますます思い込みを強くしていってしまうのです。
まずは「どうせ自分はうまくいかないんだ」とか「自分はうまくいく資格のない人間なんだ」 という思い込みを捨て、そして「うまくいっていい」と自分に許可しましょう。
9.自分でコントロールできることに集中する
世の中、自分でコントロールできないことは沢山あります。
天気
交通機関の乱れ
他人の性格 etc
前述したように、いくら自分がやるだけのことをやっても、完璧を望んでも、相手があることだと思いどおりに行かないことは沢山あるのです。
自分でコントロールできないことでイライラして自信をなくすとか…ただ、もったいないというか意味がないのです。
自分でコントロールできる3つのこと
だから常にというか、特に自信を持ちたいときは、以下の3つに集中しましょう。
- 「自分」
- 「今」
- 「できること」
この3つこそが自分でコントロールできることだからです。
他人のことではなく、自分のことに集中する。
過去のことではなく、今このときに集中する。
できないことではなく、できることに集中する。
これができるようになると、他人のこともきにしなくなります。
「他人と比較しない。他人を気にしない。」と意識するよりも、自分でコントロールできることに集中する方がはるかに意味があるのです。
参考記事
すぐに他人と比較する（自己肯定感が低い人 30の特徴 1）
他人の目が気になる＆比較する（自己肯定感が低い人 30の特徴 11～15）
他人と比較しない（自己肯定感が高い人 18の特徴 7～12）
他人と比べてしまう（自己肯定感とファッション‐column）
自分でコントロールできることに意識できるようになると、地に足のついたしっかりとした自信を持てるようになります。
10.自分ファーストで生きる
自信を持つために自分ファーストの生き方を意識しましょう。自分ファーストの生き方は、自分さえよければ他人はどうでもいいという自分勝手な生き方ではありません。
自分ファーストの生き方は自分の価値観・情熱・本能に忠実に生きることです。具体的には…
- 自分に責任をもつ
- 自分にも他人にも嘘をつかない
- 「しなければ」より「したい」を優先する
- 損得より自分の心が喜ぶことを優先する
- 嫌なこと、できないことはちゃんと断る
- 自分はどうしたいのか自分に問いかける
- 自分の問題と他人の問題をわける
11.自分を知る
いろいろと書いてきましたが、多くの人の自信のなさは「自分を知らない」ことが原因です。
自分の性質を正しく理解し、受け入れてないから、自信のなさを感じるのです。
自信のある状態というのは、「私、すごい！」というような感じではなく、「ただある」という、なんというかとてもフラットな状態です。
自分を受け入れると、そんな感じになるのです。
自分を知ることについては、これまで沢山書いてきているので、ぜひ、そちらにも目を通してみてください。
【参考】
自己肯定感を高めるために自分を知る方法‐column
自己肯定感を高める方法＆習慣 その前に…
自己肯定感を高める18の方法＆習慣 1～3
自分を知らないと人生で損をする7つの理由‐column
ちゃんと自分を知って、自信を持ちたい方には私のカウンセリングをおすすめします。
「自分を知る」から外れない王道のカウンセリングです。
小泉式 自己肯定感改善メソッドは体験カウンセリングをご用意しています。
自信というのは不思議なもので、一つ自信がつくと、他のことでも前向きになり連鎖していきます。まずは小さなことからチャレンジして、達成感・満足感を自分の中に積み上げていきましょう。
